うちの脇差勢がヤバい件について。【刀剣乱舞】

問題児９ ページ11

貴方「こんな非常時に何言ってるんです。骨喰を手入れ部屋まで運んでくれた事には礼を言います。鯰尾さんは部屋に戻っていて下さい。」

鯰尾「俺も！俺も何かしたいです！主！！」

貴方「貴方も今日は馬当番で疲れているでしょう。骨喰は私に任せて……」

鯰尾「良いって言うまで、此処から出ていきませんから！」

貴方「…………はぁ……わかりました。ではお手伝いをお願いします。」

鯰尾「主……！」

貴方「その代わり、さっきみたいにふざけたら直ちに追い出しますからね。」

鯰尾「わかりました……！」



出陣から帰ってきた骨喰は
あと少しで破壊されるところだった。

決して骨喰は弱くなかった。
むしろ、脇差初期刀として
懸命にレベルをあげてきた。


ここはもう……極にするしかないのか。






鯰尾「……主、主！」

貴方「！……鯰尾さん…？」

鯰尾「どうしたんですか、ボーッとしてましたよ。」

貴方「あ……いや、別に何も……。」

鯰尾「……何も無いことないですよね。


……骨喰の事ですか。」

貴方「……うん。」

鯰尾「……本当は、俺の事だけ考えてて欲しいって普段なら言うところですが……今は……。」

貴方「鯰尾さん……？」

鯰尾「何にもないです。ありがとうございました主。骨喰は俺に任せて下さい。」

貴方「……う……うん…。」





ゲテモノ鯰尾さんの
鯰尾くんに似ている一面を
初めて見た気がした。

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