あらすじ ページ1
炎の妖術を操るSランク妖怪のAは、
塗り替えられた記憶を正すべく
おもいだ神によって過去へと飛ばされる。
人間の姿に戻っていたAは
未来もわからないまま、約10年の月日を過ごした。
大ガマと土蜘蛛が、鬼族である
鬼ガマ、鬼蜘蛛へと変化してしまう現象を止めるために、閻魔大王の屋敷へとやって来た。
閻魔大王は快く迎え入れてくれ、
過去、妖怪に2度襲われたAの経緯をエンマから聞くと、屋敷へ暫く居るように告げた。
その日、Aは雷雨の中
閻魔の宮から近い広場に落ちていった烏を見つけ助ける。
その烏に風月(カヅキ)という名をつけ、
数日共に暮らした。
寒い冬の晩の事。
Aはエンマから想いを告げられ、口付けを許してしまった。
その翌日、Aは風邪を引き
女郎蜘蛛と名乗る妖怪から薬を貰い服用したところ、ソレには毒が仕込まれていた。
毒を消すためには、想い人の口付けが必要。
何も考えず、風月の額に口付けたところ、
風月は妖怪・烏天狗へと姿を変えた。
烏天狗はある理由で烏の姿にされていたと言うが……?
烏天狗は礼として、Aの口付けを奪い毒を消すと、それを見たエンマへ挑発的な言葉をかけた。
これからどうなって行くのか。
果たして、Aの運命や如何に__?
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作者名:暁兔 | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月14日 0時