チート少女が裏切り者にされました。第2章【暗殺教室】×【文スト】×【歌い手】

地獄教室 ページ4

Noside

少女が異能を呟いた瞬間に
教室全体の空気が変わった

クラスメイト全員に
重力が強く伸し掛ったのだ。

ただし、太宰治 中原中也 潮田渚
この3人は異能に侵されなかった

彼女が、仲間だと認識していたからだ


でもこのまま異能が暴走する可能性もある
そうすれば太宰を除く2人、
そして３年Ｅ組全員は塵と化すだろう。

彼女が口を開きこういった

『夜叉白雪 金色夜叉 月下獣』

さらに重力が伸し掛る
その数秒後に夜叉2体が彼女の後ろから
そして虎までもが出て来、

彼女にひれ伏していた

太宰は赤羽の手を緩め、
彼女に近づいた

そして触れようとした
だがそれは叶わなかった

彼女の異能は異能でありながら
太宰の異能をはじいたのだ。

彼女はまた口を開いた

いや、彼女であるのかさえもわからない
誰かが、口を開く。

『ボクハ コノコノイノウ
コノコニカワッテセツメイシヨウカナ
コノイノウハ
イッタコトヲホントウニスルイノウダ
モチロンイノウダケド キミノイノウハ
キカナイヨ』

その時3人は悟った
このクラスの全員が 死 ぬと

そうすればいやでも分かってしまう
内務省異能特務課によって
彼女は消される。

その前に一つだけ言おう








彼女が何より恐れた事は









自分が探偵社員では無くなることだった。

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