【HQ】余命一週間の君と僕【月島蛍】

7日目 (最終話) ページ15

家に帰って綺麗に便箋を開けた



中からは一枚の手紙が出てきた








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蛍へ


この手紙読んでるって事は私はもう生きてないんだろうね。
私ね、蛍と付き合えて本当に良かった…もう悔いはないかな…へへ、人生で最高の思い出だよ。
欲を言えばずっと一緒に居たかったけれどね。

私が居なくなって蛍は泣いているのかな？もしそうだったら笑ってほしい。私は蛍の笑った顔が一番好きだから！

蛍はまだまだ生きれるし、
良い人を見つけて幸せになってね？


まぁ蛍がどれだけ他の人を好きになろうとも来世では絶対迎えに行くから待っててね。


ずっと…此れからも貴方の事を永遠に愛しています_______________


A

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読み終わると自然に笑みが零れた







月「待ってなんかあげないから、





僕から探しに行くよ…」





改めて見ると


手紙にはところどころ濡れて字が滲んでいるところがあった




きっとAは泣きながら書いてくれたのだろう







少し胸が痛むとともに、僕の事をそれだけ思ってくれているという事が嬉しい。









僕にとってAと出会え、過ごせた事が人生で最高の思い出。






それにしてもAは少し酷いな…




僕はもうA以外には愛せない。




Aの事を忘れる事なんて不可能なのにさ、








そんなとこも好きなんだけどね









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僕も永遠に君の事を愛するよ_______________________________

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