検索窓
今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:16,657 hit

1日目 ページ2

山口が骨折した




直ぐに退院出来るらしいけど、一応お見舞いに行った





ガラッ

月「山口大丈夫?」


すると見慣れたアホ毛がぴょこっと動いたのが見えた


山「ツッキー!!!!お見舞いに来てくれたの!?」


お見舞いじゃなかったらわざわざ病院になんて来ない


「…貴方が月島君?」


月「あ、はい」


静かだったから気付かなかった

そもそも相部屋だったのか

何も聞いてないから1人部屋だと思ってた



それにしても…綺麗な人だな。

第一印象はこんな感じ。



それより…



月「山口…どいう事」


山「あれ…言ってなかったっけ」


月「聞いてないよ」


山「ごめんツッキー!!!!」


月「五月蝿い山口」



「2人は仲が良いんだね…(クスッ」


月「はぁ?」


よくわからない


山「そうなんだ!仲良いんだ!!」


「羨ましいな…」


消えてしまいそうな儚く微笑んだ

それが綺麗で思わず見とれてしまっていた



「…?どうかした?」


僕が人に見惚れるなんて…


月「え、いや…なんでも…」


僕らしくない。



山「あ、紹介遅れたけどこの子は皇Aさん!!俺達と同じ烏野の一年だって!!」


そういえば同じクラスに皇っていう名前の人が居たような…


ずっと欠席だったけど、


そうだったのか。


「まぁ、入学式以来学校に行けてないんだけどね」


何で…って聞こうとしたら山口が遮った


山「皇さんって凄く頭が良いんだよ!!」


山口に遮られてイラっときたけど、

「そんな事ないよ(クスッ」


皇さんが柔らかく笑うものだから、自然とイライラは消えていた


山「俺勉強教えてもらったんだ!!」


月「良かったじゃん」


少し羨ましいな…









………え…?



羨ましい…?僕が?





まさか、ね…







________この時既に余命一週間________

2日目→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

飛夕 - 知らないうちに涙が出てきたという(泣) (2016年6月2日 18時) (レス) id: fb58626904 (このIDを非表示/違反報告)
蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - ルンルンさん» おお!良かったです(。・ω・。) (2016年1月9日 13時) (レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - めっちゃ泣けました!! (2016年1月1日 1時) (レス) id: 21e0a3bf61 (このIDを非表示/違反報告)
蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - (雪) 『Free!』 凛 病 なう〜 さん» 誤字教えてくださり有難う御座います!!修正しときます! (2015年12月26日 20時) (レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
(雪) 『Free!』 凛 病 なう〜 - 2日目の「僕自信」じゃなくて『僕自身』じゃないですか?間違っていたら、すみません! (2015年12月24日 15時) (レス) id: 72630538da (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:蔓珠沙華-ヒガンバナ- | 作成日時:2015年12月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。