九話 ページ10
蓮華side
俺は松野おそ松にスッと接近し回し蹴りをしながら次に脇腹向けて蹴る
避けれずに脇腹にきまり一瞬お腹を抑えたところを上から肘鉄を下ろす
後頭部に入りバタッと倒れ、その脇腹を再び蹴ろうとすれば避けられた
そして真っ直ぐ顔面に向かって拳が飛んできたため屈めば足元を掬われた
直ぐに態勢を立て直そうとしたが間に合わず頬に拳が減り込んだ
口の中が切れ鉄の足が広がる
少々汚いがペッとそれを床に吐き
相手の頭をガッと掴んで飛び膝蹴りをお見舞いする
おそ松「うぐッ」
手を離した直後に相手が鳩尾目掛けて殴ってきた
『ッぐ』
その後相手がフラついたところで相手の後頭部を掴み床に叩きつける
だんだんと火が大きくなって歯止めがききにくくなってきている俺に気付いたのか脳内でAが静止をかけた
'もう辞めろ'
"嫌だ"
'それ以上は喧嘩ではなく、ただの一方的な暴力だ'
分かってるさ
でも止まらないんだ
'なら強制的に人格を交代するまで'
"待って!"
其処で会話は途切れ俺の意識はなくなった
______________________________
ふぅ…危うく死人を出すところだった
おそ松「降参するよ…このままじゃ命が危ない」
「良かった、僕は死人なんて出したくないからね」
「皆怪我をしている…保健室へ行きましょう」
そう言うと皆ゾロゾロとついてきた
「松野おそ松は立てそうにもないな…僕が連れて行きますね」
そう言って抱えると松野おそ松は目を見開いた
おそ松「おま…」
「?どうかしましたか?」
おそ松「いや、何で姫抱きなんだよ」
「嫌でしたか?」
おそ松「嫌に決まってんだろ、高3にもなって恥ずかしいじゃねぇか」
そう言って両手で顔を塞ぐ
「ですが此れが一番貴方の怪我にも良いですし、僕自身の負担も少ないので少し辛抱してぐさい」
そう言うと黙ってしまった
「では行きましょう」
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蔓珠沙華-ヒガンバナ-(プロフ) - ブルーハワイジュース@(`・ω・´)b歌唱力カモンさん» 有難う御座います!!男主だからこそできる(^ω^=^ω^) (2015年12月31日 13時) (レス) id: 1112488d3c (このIDを非表示/違反報告)
ブルーハワイジュース@(`・ω・´)b歌唱力カモン - 面白いです!頑張ってください!姫抱きw (2015年12月28日 1時) (レス) id: a6c055a176 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蔓珠沙華-ヒガンバナ- | 作成日時:2015年12月26日 20時