【喧嘩松】統制者【男主】 (ページ5)

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四話ページ5

今日は何時も通りだった

何時も通りというと少し語弊があるかもしれないけれど、特に変わった事はなかった

喧嘩の仲裁、書類整理、喧嘩を吹っかけられる

こんな事は日常茶飯事だ

まぁ…この日常が平和なのかな…？

それにしても今日喧嘩吹っかけてきた男子生徒、人数増やして仕返ししにきたらどうしよう…

あー…面倒ごとが増えたかもしれない

生徒会長が喧嘩なんて…示しがつかないのになぁ…

それに松野おそ松にも目をつけられたぽかったし…困るな…

よし、もう暖まったから上がろう

そう思いお風呂から上がった

パジャマに着替えて歯を磨く

鏡を見ると蓮華が写っていた

いや、姿は僕なのだが、行動が違う

眠そうにこちらを見ている

'何見てるの'

"Aを見てる"

'なんで'

"いや何となく"

特に意味のない会話を頭の中で話し合う

口をゆすいで、うがいをして全ての電気を消したのをチェックして自室に行く

自室は相変わらず代わり映えのないシンプルな部屋

まぁ当たり前だが。

棚の上には数々のトロフィーやメダル、額縁には大きな大会でとった賞などが綺麗に並べられている

ベッドの端にはクマのぬいぐるみがある。いや決して僕がクマを好きなワケではない。

取り敢えずいつも通り勉強机に向かう

最近英語してないから英語しようかな…

なんて思って、本棚から問題集を取り出して続きのページから始める

勿論全問正解だったが、不安な問題があったためその問題には印をつけておく

不安要素は失敗に繋がるためしっかりと潰す必要がある

これは勉強以外にも言える事だけどね。

時計を見ると21時

そろそろ寝よう

そう思ってモゾモゾと布団に入る

始めは冷たかった布団が、直に体温によって温められていく

僕は布団に入って直ぐに眠った