ポケモンXY 最強歌姫、番外っっ！てん！ (ページ10)

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マノン「あいつって誰。」相棒「え…いやそれは何と言いますか…」主人公「誰と行ったかは想像に任せるぜー。」相棒「そう、想像に任せる。」女王「何でそんなに動揺してるんだよ。」マノン「あーやーしー…」アラン「ポケモンダイレクト見たか！？」マノン「アランは何言ってるの！？」主人公「見た見た！ガブリアス内定おめでとう！」アラン「ポケダンリメイク、追加マップにシナリオに衣装、盛り沢山な内容だった。」女王「…で、結局これから何するんだよ…」ページ10

A side

A 「はひふへほひふへほはふへほはひへほはひふほはひふへ。まみむめもみむめもまむめもまみめもまみむもまみむめ。」

ある朝の練習風景。最近まともに歌の練習してなかった気がしたので今日は真面目にしっかりやる。

ガブリアス「ガブァ！」

ギルガルド「ギールガ！」

私が口回ししてる間にも、ガブリアスとギルガルドはバトルの特訓をしているらしい。勉強熱心で良い事だ、流石あたしのポケモン達。ポケモンの性格はトレーナーに似るって言うしな、あたしの様に勤勉で誠実な良いポケモン達に育ってくれて嬉しい。それにあの2人だけじゃなく。

ゲッコウガ「コッガ！」

ガルーラ「ガルァ！」

ゲッコウガとガルーラもバトルの特訓中だ。ガブリアスやギルガルドと同じく実戦形式の練習らしく、ゲッコウガの熾烈な遠距離攻撃を上手くガルーラが捌いている。ガルーラが遠距離攻撃を主体とする相手にも強く出れるのはああいう練習の積み重ねのおかげだ。

リザードン「リザッ……ザッ……」

サーナイト「サーナッ。」

リザードン「リ……ザ……！！」

一方リザードンとサーナイトは走り込みでスタミナを強化している。私自身は型にハマったバトルは好きじゃないものの、ある程度基礎能力は必要になってくるし、ああいう練習も大事だ。特にリザードンはスタミナの無さはトップクラスだから、ああいう練習を進んでやってくれて助かる。

と、基本的にバトルのトレーニングに関しては放任主義だ。ある程度はやりたい事をやらせて、それを活かしてバトルする。または、本人がやりたいと思ってる事に必要な事を考えて教える。バトル関連であたしに出来ることなんて基本それくらいだ。アランみたいに数字で教えてやる事も出来ないし、ゾロみたいに予測して計画立てるとかも苦手。

と言っても、勿論まだ負けてやるつもりはないけどな。アランが数字でちゃんと計算してやってるなら、あたし達がその数字以上に頑張れば良いだけ。ゾロが予測してくるなら、予想を超えて戦ってやれば良いだけ。残念ながらまだ良きライバル兼目標の座を譲るつもりはない。

A 「……っとと、今は歌の練習だった。」

こっちを真面目にやるためにここにいるんだ、余計な事ばっかり考えてどうする。

A 「やいゆえよいゆえよやゆえよやいえよやいゆよやいゆえ……」

ひとまずバトルの事は忘れて、再び歌の練習に戻った。