マノン「よかったねー！」主人公「いや、何か終わりみたいになってるけどまだ続くよ？」アラン「え。」マノン「握手したら終わりなんじゃ…」相棒「それで終わるのはバトルだよ、このエピソードはまだ終わってない。」女王「ちょっとだけ私がsideを貰うぞ。」主人公「あ、ずるいあたしも…」ハルヤ「へぇ、主人公君は随分がめついんやなぁ。」主人公「女王様、sideはどうぞお持ち下さい。」女王「あ、ありがとう…？」アラン「ハルヤ、ここに来れたのか…」ハルヤ「まぁ特別でなぁ。」 ページ7
エリンシア side
バトルは平和に終わったし、ハルヤもご飯食べて帰る事になったし、私達は久しぶりにデザートにアイスを食べてる。…それは何も問題はないのだが。
口調や性格から見て、ハルヤはジョウト地方出身で間違いないだろう。……そして本当にジョウト地方の人間だとしたら、1つ気になる事がある。
──ジョウトの人間の言葉をそのまま信じてはいけません。彼らは建前の文化を良しとし、本音を隠すのを美徳としています。
小さい頃ジョウトについて学んだ時に言われた言葉。その時は何を言っているのか分からなかったが、実際に話してみて分かるようになった。彼らは本当に本音を隠す。わかりやすいので言うと、ハルヤと初めて出会った時だってそうだ。Aが性別を間違えた時、否定するのではなく性別を間違え返すという手段をとった。それだけじゃない、バトル中にもいくつか気になる言葉があった。……もしかしてだけど、ゾロとのバトルも本音じゃなかったんだろうか。
これは完全な私の邪推だし、水を差すような事言いたくないのだが…もしかしたらハルヤは…
ハルヤ 「エリンシアさん、何悩んどるん？」
エリンシア 「うわっ！？」
カラン、と大きな音が鳴る。びっくりしてスプーンを落としてしまったようだ。こんな挙動不審な事をしていたらすぐ考えを見透かされてしまう、冷静に冷静に…。
ゾロ 「珍しいなエリンシア。ほら。」
エリンシア 「あ、ありがとう…」
新しい食器を受け取って深呼吸する。…最悪ゾロにバレなければいいやと思って緊張感を緩め、でもなるべくハルヤにもバレないように心をおちかせて話し始めた。感情が上手く読み取れない桃色の瞳を見ながら、こちらも悟られないよう慎重に。
エリンシア 「ハルヤ、出身はどこの地方なんだ？」
それだけで言おうとしている事を理解したのか、ワントーン声を落として喋り始めた。
ハルヤ 「……本音を喋ってないんじゃないか。エリンシアさんが言いたいのはそういう事やろ？」
ゾロに聞こえてないかどうか確認したが、いつも通りAの相手をしてるから聞こえてなさそうだ。同じく聞こえないように小さな声で肯定する。
エリンシア 「……仕事上、他地方の文化も少し知ってるから気になって。」
そう言うとハルヤは少しだけ考え込む。無理に聞くものでもない、と言いかけた所でハルヤが再び口を開いた。
ハルヤ 「…正直、最初はエリンシアさんが思った通りやったわ。」
ハルヤ「せやからすぐに帰るよ。」マノン「え、もう少しゆっくりしてけば良いのにー。」ハルヤ「そうは言っても、主人公君の顔が早く帰れー言うとるから僕は帰るわ。」主人公「滅相もない、そのような事全く思っておりませぬ。」アラン「…ハルヤ、その辺にしてやってくれないか。」女王「お、珍しい。」ハルヤ「せやなぁ…さすがにくどいやろうし、僕は許そう。」主人公「マジで？」アラン「いや、口調が…」ハルヤ「せやけど本編の僕が許すかな？」マノン「ぶふっ！」相棒「そのネタ知ってたんだな…！」ハルヤ「笑って貰って光栄やわぁ。」→←アラン「…あ。」マノン「…あ。」女王「…あ。」主人公「いうえお。」相棒「空気読んだのか読んでないのか分かんねぇなおい。」アラン「あーあ…」マノン「あーあ…」女王「あーあ…」主人公「お前ら一応ネタバレ出来ないからって適当な言葉で濁してんじゃねぇぞ。」相棒「そうだぞ、クリスマス企画も正月企画もやらなかったんだからせめてここ位は…」主人公「おいこら何しれっとバラしてくれとんじゃい。」アラン「恋愛企画を没にし、茶番も没になったあの企画か…」マノン「わーわー、それ以上言っちゃダメー！」
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ルキナ@電動式(プロフ) - スミレさん» お久しぶりです！バトルさせて頂きありがとうございました！喜んで頂けたなら作者としてこの上ない喜びでございます。これからもぼちぼち更新していきますので、暇だなぁと思った時にでも見て頂けると嬉しいです！応援に沿えるよう頑張ります！ (2020年1月27日 6時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ - お久しぶりです！スミレです！バトルありがとうございました！ハルヤ達も喜んでいます！まーもおかげさまで元気です！これからも応援しています！(*＾▽＾*) (2020年1月25日 20時) (レス) id: b815c694cc (このIDを非表示/違反報告)
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