アラン「…あ。」マノン「…あ。」女王「…あ。」主人公「いうえお。」相棒「空気読んだのか読んでないのか分かんねぇなおい。」アラン「あーあ…」マノン「あーあ…」女王「あーあ…」主人公「お前ら一応ネタバレ出来ないからって適当な言葉で濁してんじゃねぇぞ。」相棒「そうだぞ、クリスマス企画も正月企画もやらなかったんだからせめてここ位は…」主人公「おいこら何しれっとバラしてくれとんじゃい。」アラン「恋愛企画を没にし、茶番も没になったあの企画か…」マノン「わーわー、それ以上言っちゃダメー！」 ページ6
慌てて確認してみたが、やはり目を回して倒れているようだ。火傷ダメージが重なって倒れたのだろう、未だに身体が火照っている。
ゾロ 「…わりぃ、トゲキッス…」
トゲキッス 「悪いと思ってるなら…モモンのみを…」
ゾロ 「火傷治すのはチーゴのみだ。」
何故か変な勘違いをしていたトゲキッスにチーゴのみを食べさせる。これでひとまず身体の熱は収まっただろうが、バトルは続けられなくなってしまった。トゲキッスの身が最優先とはいえハルヤとキュウコンには悪い事をした。
A 「トゲキッス戦闘不能だけど…どうする、このバトル。」
一応このバトルの審判をしていたAが切り出すと、当然のようにハルヤが答える。
ハルヤ 「勿論、僕らの負けや。僕らが降参してた時間のせいでトゲキッスが火傷に耐えられんかったんやし。」
キュウコン 「あと少しやったのに、根性ないなぁトゲキッス。」
トゲキッス 「私の特性は根性じゃなくててんのめぐみなのよ、オホホ……」
ハルヤだけでなくキュウコンも割と納得してるようだし、今回のバトルは俺達の勝ちって事で良いだろう。…正直別段弱い相手でもなかったし、続けてたらどっちが勝ってたか分からなかったかもしれない。エアスラッシュの命中率を考えると「何か」が起きてもおかしくなかった。その何かが起きた所でそれを更に潰す予定だったから、負けるつもりは毛頭なかったが。
ハルヤ 「……負ける事で前に進めるようになる。」
キュウコンを撫でながらボソリと呟く。先程の俺の言葉を復唱し、木の実を一口食べさせた。
ハルヤ 「…トレーナーが何を考えて負けと分かっているバトルに挑んでいるのか、少し分かった気がするなぁ。」
そう言って笑いかけてきたその表情は、心を動かす何かがあった。流石舞台界のプリンス、男の俺でも分かるほど笑顔が整っている。
ゾロ 「……負けと分かっていても、負けと決まった訳じゃない。だから諦めたくない……」
ハルヤ 「ゾロ君はずーっとそのままでいてや。諦めるのは、僕みたいな素人で十分や。」
ゾロ 「素人なんかじゃない、歴戦の絆を感じたよ。」
トゲキッスをボールにしまいながら右手を差し出す。数秒不思議そうな顔をされたが、やがて理解してくれたのか同じく右手を差し出された。
ゾロ 「楽しかったよ、ありがとう。」
ハルヤ 「こちらこそ、ありがとうなぁ。」
こうして俺達のバトルは、一応俺の勝ちで幕をひく事となった。
マノン「よかったねー！」主人公「いや、何か終わりみたいになってるけどまだ続くよ？」アラン「え。」マノン「握手したら終わりなんじゃ…」相棒「それで終わるのはバトルだよ、このエピソードはまだ終わってない。」女王「ちょっとだけ私がsideを貰うぞ。」主人公「あ、ずるいあたしも…」ハルヤ「へぇ、主人公君は随分がめついんやなぁ。」主人公「女王様、sideはどうぞお持ち下さい。」女王「あ、ありがとう…？」アラン「ハルヤ、ここに来れたのか…」ハルヤ「まぁ特別でなぁ。」→←主人公「アニポケには基本審判がいて、降参する事はない。」アラン「一方ゲーポケだと降参ボタンがあって、勝ち筋がなくなっならそれ以上やる必要がなくなる。」相棒「アニポケが再現してるのはストーリーバトルだし、レートの降参を再現する必要はないんだろうけどな。トレーナー戦は降参出来ないんだし。」主人公「どちらかが降参するまで止まらないサドンデスマッチとか」女王「子供がメインなんだからそんな事出来ないだろ！」マノン「ポケスペ…」女王「あれは例外中の例外。」
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ルキナ@電動式(プロフ) - スミレさん» お久しぶりです！バトルさせて頂きありがとうございました！喜んで頂けたなら作者としてこの上ない喜びでございます。これからもぼちぼち更新していきますので、暇だなぁと思った時にでも見て頂けると嬉しいです！応援に沿えるよう頑張ります！ (2020年1月27日 6時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ - お久しぶりです！スミレです！バトルありがとうございました！ハルヤ達も喜んでいます！まーもおかげさまで元気です！これからも応援しています！(*＾▽＾*) (2020年1月25日 20時) (レス) id: b815c694cc (このIDを非表示/違反報告)
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