女王「ええい皆して私を機械音痴だと…」ヤヤコマ「事実だから仕方ないんじゃ…」シェイミ「違うわよ、機械共が間違っているの。」ヤヤコマ「…肯定だけじゃ俺達のトレーナーのためにはならないぞ。」女王「…わかってはいるんだ。私は家にあるもの以外は機械に触れずに育ってきたし、ちょっと機械音痴な所もあるのかもしれないって。」ヤヤコマ「いやちょっと所じゃなく機械音痴…」シェイミ「うるさいわね庶民。」ヤヤコマ「ごはぁ！」 ページ21
オウハ 「良いのよ、初めは誰も出来ないんだから。」
オウハさん以外にももう既に4回くらい教えて貰ってるはずなんだけどな。それでも出来ないのはある意味天賦の才能と言える、いや言えない。何回も失敗してる事も勿論言えない。小さく笑って誤魔化すと、オウハさんも笑い返してくれた。
エリンシア 「おかげで合流出来そうです。」
オウハ 「良かった。……それで、エリンシアはいつまで敬語で喋ってるの。」
言われてみればいつの間にかオウハさんの敬語は取れている。少し不満げな様子が見て取れるが、どうしてそうなったのかまでは予測出来ずに素直な気持ちを口にする。
エリンシア 「いつまでって…教えて頂いた立場ですし…」
オウハ 「大丈夫。経緯はどうあれ連絡先だって交換したんだし、その…お友達って事で良いんじゃﾅｲｶｼﾗ……」
照れながら言うその姿に、少しだけ自分が重なった気がした。きっと私と同じで不器用な所があるんだろう。勿論何の捻りもなく友達になってくれなんて言った私よりはオウハの方がずっとコミュニケーション力があるが。
それでも今まで遠くの存在に見えていた彼女が一気に近くに来たような感じがする。
エリンシア 「…オウハが良いなら、私も友達になりたいな。」
それでなくても断る理由がない。袖触れ合うも他生の縁なら、携帯電話の使い方を教えて貰って連絡先を交換出来るは今生の縁だ。
オウハ 「本当に！？良かったわ！」
エリンシア 「私も、友達は少ないから嬉しいよ。」
お互い特に示し合わせる事もなく、ハイタッチの要領で手を重ね合わせる。私がカロスの領主と知ってか知らずか、今日新しい友達が出来た。
…もし知らなかったら、私が皆と違うとわかったら彼女も離れていってしまうのだろうか。
そんな不安が頭を過ぎったが、いきなりそんな事考えていても仕方が無い。
オウハ 「さぁエリンシア！もう電話かけられるでしょう、電話したい子にかけてみるわよ！」
エリンシア 「あぁ！」
今はこの幸運をA達に伝えたい。その一心で先程教わった通りにマノンに電話をかけた。しばらくの呼出音の後、聞き慣れた声が聞こえてくる。
マノン 『もしもし、拾ってくれたんですね！その携帯は私の友達のもので…』
エリンシア 「おいマノン、さては私が1人じゃ電話出来ないから別人だと思ってるんだな。」
マノン 『……ええぇ！？エリンシア本人なの！？』
…別に問題ない、これからこの印象を変えてやるんだからな。覚悟してろよ。
主人公「ほい、次はあたしの番だからsideくれ。」女王「え、ここでお前にsideが移るのか。」相棒「分散して動くとsideがコロコロしやすいからな、仕方ないとはいえ反省しろ。」作者「ごめんなさい。」アラン「ところでこのエピソード始まってから1回も喋ってない奴がいると思うんだが？」マノン「えー、誰だろ…ってアランか！」主人公「一応あたしが名前は出したからセーフ。」アラン「……早く俺にもsideくれよ。」主人公「まぁちょっと待ってろって。」→←アラン「…普通驚くよな、携帯電話の使い方が分からないなんて若い女が現れたら。」マノン「うん。でもね、多分見た時にもっと驚く女がいるよ。」主人公「ふしぎなあめウマー。」相棒「どうした急にこっち見て。」マノン「ううん、何でもない。」アラン「というか本人はどこ行ったんだ。」相棒「女王様は恥ずかしいっつって逃げてったぞ。」マノン「流石に言い過ぎたかな…」主人公「ふしぎなあめウマー」相棒「少しは話を聞けよ。」
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ルキナ@電動式(プロフ) - スミレさん» お久しぶりです！バトルさせて頂きありがとうございました！喜んで頂けたなら作者としてこの上ない喜びでございます。これからもぼちぼち更新していきますので、暇だなぁと思った時にでも見て頂けると嬉しいです！応援に沿えるよう頑張ります！ (2020年1月27日 6時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ - お久しぶりです！スミレです！バトルありがとうございました！ハルヤ達も喜んでいます！まーもおかげさまで元気です！これからも応援しています！(*＾▽＾*) (2020年1月25日 20時) (レス) id: b815c694cc (このIDを非表示/違反報告)
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