女王「ながらスマホはやめような。」相棒「お、お前…ながらスマホなんて言葉を知ってたのか…！」女王「いくら何でもバカにしすぎだ！」相棒「冗談だよ。」主人公「ながらスマホはいけないだなんて社会的メッセージを込めるなんて、これ歌姫シリーズが国語の教科書入りする日も近いんじゃないか？」アラン「何をどうしたらそんな発想になるんだ。」マノン「あ、こんなヘタレになってはいけませんっていう反面教師？」アラン「マノン？」マノン「ごめんなさい！」 ページ19
慌ててヤヤコマがシェイミの口を塞ぐ。私を心配してくれるのは嬉しいけど、今回は全部私が悪いからちょっと黙ってて貰うしかない。ヤヤコマに感謝しつつ再び謝る。
エリンシア 「ごめんなさい。ちょっと強気なだけで悪い子じゃないんです。」
私の弁解をよそに美人さんは何かを考え込んでいる。怒られるのは勿論覚悟の上なので何を言われても受け入れる。
「……エリンシア…その名前は…いやそんなまさか…。……いえ、あの時の子と似てるわよね……。」
もしかして私がカロスの領主なのも知ってる感じなのだろうか。だとしたらちょっと面倒なことになりかねない。私の容姿と名前が一致してるのは余程政治に関心を持った人くらいだと思うし、そうではない事を祈るしかない。
エリンシア 「…えっと…仰る通り私の名前はエリンシアです。前方不注意でぶつかってしまってごめんなさい。」
「え、いえいえ。前を見てなかったのはこっちもですもの。……ついでに名乗っちゃうとあたしはオウハです。」
オウハさん、というとカントーやジョウト、ホウエン地方等の名前だな。口調的にはジョウトでは無い気がするが服装は完全にジョウト寄りだ。
オウハ 「……」
エリンシア 「……」
気まずい。このまま去るのも何か違うし、かといって何か話せる話題がある訳でもない。突然世間話を始めるのもまた違う、これ何を話しても変にしかならないのではなかろうか。
オウハ 「そう言えば、熱心に何を見てらっしゃったんですか？」
エリンシア 「あ…ちょっと電話の使い方が分からなくて…」
正直に伝えた時、大きな目が一瞬更に大きく見開かれたのを見逃さなかった。恐らく今の時代に携帯電話を使えない人間が信じられないのだろう。
オウハ 「電話の使い方ね。…良かったら教えて差し上げましょうか？」
しかしそんな石器時代の人間にも優しく手を差し伸べて下さる心の広いお方のようだ。
エリンシア 「え、良いんですか！」
オウハ 「勿論、携帯を見る事になっても良いなら。」
エリンシア 「大丈夫です、ありがとうございます。是非教えて下さい。」
頭を下げて携帯を差し出すと、オウハさんは受け取って画面を覗き込んだ。今はどんな画面になってたっけと自分も見てみると、現在時刻と日付、背景画像に皆で撮った写真が映っていた。確かロック画面って言うんだったかな。
オウハ 「…やっぱりあの時の…？」
…あの時と言うと実はどこかで会ってたんだろうか。
アラン「…普通驚くよな、携帯電話の使い方が分からないなんて若い女が現れたら。」マノン「うん。でもね、多分見た時にもっと驚く女がいるよ。」主人公「ふしぎなあめウマー。」相棒「どうした急にこっち見て。」マノン「ううん、何でもない。」アラン「というか本人はどこ行ったんだ。」相棒「女王様は恥ずかしいっつって逃げてったぞ。」マノン「流石に言い過ぎたかな…」主人公「ふしぎなあめウマー」相棒「少しは話を聞けよ。」→←主人公「サラッと失礼な事言ってくれたねマノンちゃん責任取って」マノン「結婚しない！」主人公「おぅふ…」アラン「…………」女王「アランが失礼な事言っても結婚には繋がらないぞ。」アラン「だよなぁ…じゃない、わかってるそんな事は。」相棒「チラッと本音見えてるじゃねーか。」アラン「う…」マノン「もーアラン、責任取ってよ！」主人公「やっぱアラマノ？」相棒「その勘違いは本編だけにしとけ。」主人公「アラマノも好きだけどね普通に。」女王「良いのかそれ。」
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ルキナ@電動式(プロフ) - スミレさん» お久しぶりです！バトルさせて頂きありがとうございました！喜んで頂けたなら作者としてこの上ない喜びでございます。これからもぼちぼち更新していきますので、暇だなぁと思った時にでも見て頂けると嬉しいです！応援に沿えるよう頑張ります！ (2020年1月27日 6時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ - お久しぶりです！スミレです！バトルありがとうございました！ハルヤ達も喜んでいます！まーもおかげさまで元気です！これからも応援しています！(*＾▽＾*) (2020年1月25日 20時) (レス) id: b815c694cc (このIDを非表示/違反報告)
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