主人公「サラッと失礼な事言ってくれたねマノンちゃん責任取って」マノン「結婚しない！」主人公「おぅふ…」アラン「…………」女王「アランが失礼な事言っても結婚には繋がらないぞ。」アラン「だよなぁ…じゃない、わかってるそんな事は。」相棒「チラッと本音見えてるじゃねーか。」アラン「う…」マノン「もーアラン、責任取ってよ！」主人公「やっぱアラマノ？」相棒「その勘違いは本編だけにしとけ。」主人公「アラマノも好きだけどね普通に。」女王「良いのかそれ。」 ページ18
エリンシア side
母…ではなくマノンを尋ねて三千里。
はるか草原…ではなく入り組んだ街並みを。
ひとつかみの雲が…はあってるな、うん。それくらいの雲だ。それがあてもなくさまよい飛んでいってる。
エリンシア 「…って、そんな事言ってる場合じゃない。」
自分でツッコミを入れてしまう程精神が参ってるらしい、思わずその場にうずくまりたくなる。ゾロに頼まれてマノンの様子を見に行こうとしたは良いが、そもそもマノンがどこにいるのか分からない。せめて連絡手段があれば良かったが、何度やってみても携帯電話は使えない。これなら料理作っていた方が余っ程マシだったよ。
シェイミ 『もう「大丈夫だったわよ」とか適当な事言って帰ったらどうかしら。』
ヤヤコマ 「キュイ！」
エリンシア 「ダメだぞ、もし本当に危ない目にあってたらどうするんだ。……それにそもそもマノンがいないと帰る自信がない。」
だから何とかしてマノンを探し出さなくてはならないのだが。今の所完全に手詰まり、何かの間違いでひょっこりマノンが現れる事を期待して道を歩いている状態。再び携帯を取り出して画面をじっと見つめながら歩く。
エリンシア 「……おかしい、この電話マークを押せば良いはずなのに……」
電話番号も覚えてるし、使い方も覚えている。何度も復唱したから記憶違いも起きてないと思う。だと言うのに携帯は依然として沈黙したまま、不正解音すら立てやしない。
少しだけイラつきを混ぜながら画面を睨んでいた直後、誰かにぶつかってしまった。
「きゃっ！」
エリンシア 「あ、ごめんなさい！」
相手がしっかりしていたおかげで尻もちをついたりはしなかったものの、夢中になりすぎだ。そう言えば歩きながら携帯を触ってはいけないと言われていたんだった。
エリンシア 「怪我はないですか？」
念の為確認しようと相手の様子をざっと見る。私と違って淡く美しい緑髪、瞳の色はうまく言い表せないが1番近いのは桃色だろうか。着崩されているのに気品を感じる和装、スラリとした体躯、少し見ただけで圧倒されるような美しさ。一瞬見ただけなのに情報量が圧倒的だ。
「えぇ、大丈夫よ。あなたの方こそ平気？」
悪いのは歩きながら携帯電話を見ていた私なのに、私の事も気遣ってくれるとは。どうやら性格も素晴らしいらしい。
エリンシア「はい、大丈…」
シェイミ 『まったく！庶民の分際でエリンシアにぶつかるとはどういう了見なの！？ちゃんと前を見て』
ヤヤコマ 「キュイィ！？」
女王「ながらスマホはやめような。」相棒「お、お前…ながらスマホなんて言葉を知ってたのか…！」女王「いくら何でもバカにしすぎだ！」相棒「冗談だよ。」主人公「ながらスマホはいけないだなんて社会的メッセージを込めるなんて、これ歌姫シリーズが国語の教科書入りする日も近いんじゃないか？」アラン「何をどうしたらそんな発想になるんだ。」マノン「あ、こんなヘタレになってはいけませんっていう反面教師？」アラン「マノン？」マノン「ごめんなさい！」→←主人公「マノンから布団借りたいなーあたしもなー」女王「寒さ耐性高いだろ。」ガブリアス「マノンから布団借りたいなー俺もなー」相棒「お前は寒さ耐性最低レベルだな。」キリキザン「マノンから布団借りたいなー俺が1番だなー」アラン「そんな事で張り合おうとするんじゃない。」マノン「何でユズにちょっと布団貸しただけでこんな事になってるの！？」
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ルキナ@電動式(プロフ) - スミレさん» お久しぶりです！バトルさせて頂きありがとうございました！喜んで頂けたなら作者としてこの上ない喜びでございます。これからもぼちぼち更新していきますので、暇だなぁと思った時にでも見て頂けると嬉しいです！応援に沿えるよう頑張ります！ (2020年1月27日 6時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
スミレ - お久しぶりです！スミレです！バトルありがとうございました！ハルヤ達も喜んでいます！まーもおかげさまで元気です！これからも応援しています！(*＾▽＾*) (2020年1月25日 20時) (レス) id: b815c694cc (このIDを非表示/違反報告)
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