ポケモンXY 最強歌姫、番外っっ！ないん！

主人公「つー事でVSドルオタ編は終了だ。」マノン「まぁまぁ綺麗に終わったね。」主人公「とでも言うと思ったか？」女王「え。」主人公「あとちょっと続くんだぜ！」相棒「今のは綺麗に終わる流れだっただろ。」アラン「お前は次に『ここで終わらないのが歌姫の良い所だ』と言う。」主人公「ここで終わらないのが歌姫の…はっ！」マノン「J〇JOかな？」 ページ23

ゾロ side

ゾロ 「ったく、あいついつまで外ほっつき歩いてるんだ…」

珍しくトライポカロンの練習してくる、だなんて言ったっきり戻ってきていない。もう皆ご飯食べ終わって寝る準備してる所だぞ。

勿論俺は心配していないんだが、マノンやエリンシアに色々言われたのとアランに生活習慣を改善させろって言われたから仕方なく探しに来てるのだ。あいつのせいで俺がここまで探さなきゃいけないなんて、見つけたらあいつの事軽くどついてやる。

自分で勝手にモチベを作りつつ、ようやくサンダースが主催している違法賭博場が見えてきた。何だか今日はいつもより盛り上がってるな。

遠くから見えていた光が近づくと同時に、何かの音が聞こえてくる。あいつは音楽の練習してる訳だし聞こえるのが当たり前と言ってしまえばそれまでだが、何せあいつの事だ普通に練習しているはずがない。

こういう悪い方向の予想ばかりよく当たるもので、目の前に信じられないくらいアホな光景が飛び交っていた。

「ルチアと！」

「DIVAの！」

「「ミラクル☆ライブスカウトー！」」

今すぐぶっ飛ばしてやりたい衝動に駆られたが、何か止むにやまれぬ事情があったのかもしれない。そうじゃないと流石のAもあそこまで馬鹿な事をしたりするはずがない。そう言い聞かせて自分をおさえる。

そう、考えてみれば普段のAと違う気がする。あいつあんなに身長低くないし声の雰囲気も違う…そうだ、誰か別の奴が真似してるだけかもしれない。隣のルチアって奴は…まぁ見た事ないけど友達か何かだろう。うん、サンダースが多分ゲストとしてモノマネさんか何かを…

ブースター 「あっ、ゾロ！久しぶりなのです！けど今はそれよりもAの事を何とかして欲しいのです！」

ニンフィア 「何かAのネジが数本外れちゃったみたいなのよね！」

頭の上にブースターとが降ってくる。頭にこいつらを乗せるのは久しぶりな気がして、つい頭を撫でそうになったが止めた。

ゾロ 「あいつは頭のネジが抜けたらむしろ正常になるんじゃねーか。」

ニンフィア 「じゃあネジが刺さったでも何でも良いわよ！それよりもAがメイに連れられてルチアだとか名乗りだして…」

ゾロ 「ちょっ、待て待て最初から話せ。」

彼女達を落ち着かせて最初から話を聞いてみると、結局あいつが流されたバカなだけであった。

主人公「バカとは何だ。」相棒「その通りの意味だよバカ。」アラン「いやメイのは仕方ない部分もあったと思うぞ…」マノン「もー、そうやってアランはすぐ甘やかすんだから！」アラン「別に甘やかしては…」主人公「アラン〜、お腹空いた〜。」アラン「仕方ないな、今から何か作ってやるから…」女王「わざとやってるだろ。」アラン「え？」主人公「おい、折角のアランの好意を邪魔するんじゃねぇ。」マノン「…悪い女に捕まって騙されそう。」→←相棒「自分で言うのか。」主人公「実際候補だし。」女王「しれっと言ってやがる…」マノン「そりゃDIVA様なら優勝候補なのは当たり前だけどね。」アラン「そう言えばお前も信者だったか。」マノン「正直こんな性格だとは思ってなかったよね。」主人公「そりゃそうだろ。DIVA様の時は誰かに憧れを届けるんだからこんな性格で居られるかってんだ。」相棒「プロ意識が高いのか詐欺技能が高いのか…」アラン「まー…どっちもだろうな。」

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