ポケモンXY 最強歌姫、番外っっ！ないん！

イーブイ「お、お疲れ様でしたー…！」ブースター「お疲れ様なのです！」ニンフィア「凄いじゃない〜、イーブイ！あんなのか弱い私には真似出来ないわ〜！」ブースター「ヘリコプターに穴を開けた奴が何を言っているのです？」ニンフィア「え〜、なんの事かよくわかんないわ〜！」ブースター「……。まあ、それよりも！今日はイーブイのお疲れ様を称して盛り上がるのですよー！」イーブイ「お、おー…？」 ページ20

メイ 「え…」

当たり前だが怪訝な顔をされたので、とりあえずちゃんと説明する。

A 「いや、メイはバトルし終わった後なのに冷静というかなんと言うか…」

メイ 「あぁ…そりゃあ多少は悔しいよ？けど、私はもとからバトル上手じゃないし…負けちゃったのも仕方ないかなって思うんだ。」

A 「ふーん…」

そこはあたしには分からない彼女なりの理念や信念があるのだろう。あたしじゃバトル下手な人の気持ちとかは分からないだろうし、これ以上口出しする事じゃないのだろうけど。

A 「……なぁメイ、気づいてたか？さっきのバトル会場、最高潮に盛り上がってたんだぜ。」

メイ 「そうかな？」

A 「あぁ。勿論イーブイが可愛いとかもあるだろうけど、お前達の力も大きかったと思うさ。」

メイ 「そっ、そうかなっ！？やだなぁもう、照れちゃうよ〜。」

褒められなれてないのだろうか、この程度の言葉でここまで照れなくても良いのに。あたしが盛り上がってるって言ってるんだから、もっと自信持ってもらわないと困る。

A 「ここまで盛り上げる才能があるなら、コンテストとかトライポカロンとか出れば良いのに。」

ついでにその才能も活かして欲しくて、メイをあっちの世界に誘ってみる。目を丸めて驚いてる顔を見れただけでも、誘った価値は十分あるか。

メイ 「何言ってるのA〜！私なんかが出られる訳ないでしょ！出た所で恥晒しになるだけだよ！」

ブンブンと首と手を器用に振っている。女の子の憧れと言ってる割にトライポカロンやコンテストの出場者が少ないのはこんな考えの奴が多いからだろうか。

A 「確かに、トライポカロンはどれだけ観客を魅了出来るか…コンテストはいかに美しく審査員に気に入られるか…どっちも上に行くには努力と才能が必要になる。」

メイ 「でしょー？だからさっ、私には向いてないよ！私はステージの推しを応援してるだけで良いの！」

A 「まーまー、話は最後まで聞いておくれメイちゃんや。」

大分元気になったイーブイを抱えながら、自分でも何故かは分からないままメイの背中を押し続ける。

A 「これは個人的な意見だけどな、才能がより影響するのがトライポカロン、努力がより影響するのがコンテスト系。観客の盛り上がりは努力が才能にあっさり負けるけど、審査員のポイントは努力が反映されやすい。審査員はプロだからその辺きちんと見てる。」

主人公「ガラル地方はコンテストあるのかな。」マノン「この間のE3で発表がなかった…あとはもうわかるよね…？」女王「やめろ、やめろ、コンテストやりたいんだ…ポケモンも削りメガシンカも廃止にするんだったら服を自分で選んでコンテストくらいやってくれないと許さないぞゲーフリ…」アラン「え……」相棒「メガシンカ廃止…？」女王「そうだぞ、レイドにもなる巨大化に全部持ってかれた。」相棒「増田ァ！！考えなおせぇ！」主人公「全国図鑑もしれっと復活させろ、占い師は絶対続投しろ増田ァ！」アラン「メガシンカ…」マノン「阿鼻叫喚！」→←マノン「………」女王「………」主人公「いやまて違うおかしい、あたしは何もドン引かれるような事はしていないはずだ。」相棒「いや引かれることしかしてねーだろ。」アラン「ネタバレだから言えないけど色々酷かったよな。」主人公「酷いなぁ、あたしは真面目にバトルしてたってのに。」アラン「あれを真面目とは言わないと思う。」主人公「ま、ここからはいつものバトル終わりのアレが始まるぜ。」

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