ポケモンXY 最強歌姫、番外っっ！ないん！

マノン「………」女王「………」主人公「いやまて違うおかしい、あたしは何もドン引かれるような事はしていないはずだ。」相棒「いや引かれることしかしてねーだろ。」アラン「ネタバレだから言えないけど色々酷かったよな。」主人公「酷いなぁ、あたしは真面目にバトルしてたってのに。」アラン「あれを真面目とは言わないと思う。」主人公「ま、ここからはいつものバトル終わりのアレが始まるぜ。」 ページ19

メイ 「ミジュマル、ミジュマル！大丈夫！？」

メイの声にも反応していない。これはあたし達の勝ちで問題ないだろう。その気配を感じ取ったのか、会場が健闘をたたえて大きな拍手に包まれる。

「頑張った頑張った！」

「ミジュマルもイーブイちゃんもお疲れさん！」

あたしが直接褒められた訳じゃないが、バトル後にこんな暖かい声をかけてくれるとやっぱり嬉しい。

A 「イーブイ、ミジュマル、お疲れさん。とりあえず休憩室いって回復させよう。」

本当は今すぐイーブイを抱きしめて撫で回したいが、疲れてる状態でそれをやるとイーブイが戦闘不能になる可能性があるので自重する。

メイ 「あ、そんな場所あるの？じゃあお願い、連れてって！」

A 「おう！サンダース、奥借りるぜ。」

一応ここの責任者である彼女に声をかけてから、イーブイを抱えて奥の部屋に向かう。離れる直前に、『勝ったのはAだから当てた人に配当金を配るわよ』だなんて聞こえてるわけないよな、うんあたしの空耳だ。

空耳は置いといてとりあえず休憩室に入り、キズぐすりやら何やらで2人を回復させる。

ミジュマル 「…ミジュ。」

イーブイ 「イッブイ！」

メイ 「良かったぁ、どっちも元気になってくれたね！」

ミジュマルもイーブイも、どうやら後遺症もなく元気になったようだ。これで安心してイーブイを撫で回せる。

イーブイ 「イブ！イブブ！」

A 「あはは、くすぐったいかぁそっかそっか！」

イーブイの頭からしっぽまで全身を撫でていると、メイがふしぎな笑みをうかべながら見ている事に気がついた。

A 「…どうした？」

メイ 「仲良しだなぁって思ったんだ。」

A 「そりゃあな。一緒に旅こそしてないけど、あたし達が一緒にいる時間もかなり長いんだから。」

イーブイ達と出会ったのはゾロと同じ時期だし、割と本気でかなりの付き合いになる。仲良しなのは当たり前だ。

メイ 「ポケモンと仲良くてバトルも強くて…超無敵って感じ。」

A 「おいおい、急にどうした？褒めても何も出ないぞ。」

メイ 「何かが欲しい訳じゃないよ。ただ、本当に凄いなーって思ったの。」

メイがじっとあたしを見つめながら、感情の読み取れない笑顔を見せる。

A 「……悔しくないの？」

分からなすぎたので、嫌味っぽくなるのは承知で聞いてみた。

イーブイ「お、お疲れ様でしたー…！」ブースター「お疲れ様なのです！」ニンフィア「凄いじゃない〜、イーブイ！あんなのか弱い私には真似出来ないわ〜！」ブースター「ヘリコプターに穴を開けた奴が何を言っているのです？」ニンフィア「え〜、なんの事かよくわかんないわ〜！」ブースター「……。まあ、それよりも！今日はイーブイのお疲れ様を称して盛り上がるのですよー！」イーブイ「お、おー…？」→←主人公「勝ちフラグだな。」相棒「勝ちフラグを立てときながら勝てなかったVSヒマリ戦って知ってるか。」マノン「どんでん返しの代名詞みたいになってるよねヒマリ戦。」アラン「ヒガン戦はどっちが勝つか分からない、ヒマリ戦は勝つと見せかけて負ける、がコンセプトだったからな。」

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