がけ ページ39
しばらくの間見てみたが、特に特別な何かをする訳でもなく彼らはステージを作り終えたようで。舞台の上で恐らくリハーサルが行われている。
マノン 「あれ何だろう？」
まなと 「劇に使うステージ…って事くらいしか分かんないね。」
私も、声が小さ過ぎて聞き取れないので情報が全然ない。視力は良い方だからお城の背景なんかがよく見えるけど。お城を使う話をやるのかな、あのお城は西洋風だから多分その辺が舞台のお話をやるんだろう。私が半分見とれながらそんな考察をしていると、入口のすぐ近く…つまり私達のすぐ下にある壁に男の子のニンフィアとエーフィがもたれかかった。
ニンフィア 「疲れた。」
エーフィ 「お疲れ様です。」
ニンフィア 「…何だか、誰かに見られてる気がする。」
エーフィ 「良い心がけです、本番はゾロさんもヒガンもいるんですから。」
ニンフィア 「…それ以外が見たら、ちょっと痛い目もみてもらわなきゃ。」
冗談なのか本気なのか判断しにくい声で笑う。ニンフィアのただならぬオーラのせいか、ちょっと痛い目もみてもらうという言葉もどの位の気持ちで取れば良いのか分からない。
ニンフィア 「冗談だけど、それより聞きたい事があるんだよね。」
幸いバレてないらしく、話はそのまま進行していく。
エーフィ 「はい、何でしょう？」
ニンフィア 「この学校祭ってあまり長い時間やってないでしょ。だからゾロ君にヒガンを連れて来て貰うよう頼んでみたらどうかなって。」
エーフィ 「良いんじゃないですか？あんまりダラダラしていても集中力が削がれますから。」
ニンフィア 「ありがとう。それじゃあ早速、ゾロさんに連絡お願い。僕はロミオの最終調整するから。」
エーフィ 「任せて下さい！」
エスパータイプという事だけあってか、特に問題なさそうにゾロさんに連絡する。エーフィさんは少し申し訳なさそうな顔をした後、小さな声でなにかを喋り始めた。それを私達に推し量る事は出来ない、ただ見守るだけだ。
イーブイ 「この、毒死のふりして普通に生きてるって怖くない？私ジュリエットでここはほぼ唯一苦手なの…」
ブースター 「えぇ！？いくらなんでもそれは関係ないと思うのですよー！」
イーブイ 「…考え方が良くなかったのかなぁ。」
ブースター 「そうなのです。イーブイの怖がりがうつったのですか？」
イーブイ 「ちょ、ちょっとブースター、どういう意味！？」
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ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» お久しぶりです！主人公「ああやって言って騙して捕食するんだぞ。」エレナ「ひっ、ひえぇ…！」アラン「おいやめろ、本気で怖がってる。」主人公「新感覚、脅迫デート！スリルが楽しめるよ！」女王「吊り橋効果もバッチリ！」相棒「変なもの宣伝するな！」 (2019年1月24日 15時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン(プロフ) - ルキナ@電動式さん» あ、久しぶりのコメントだったからレスつけ忘れました… (2019年1月24日 14時) (レス) id: 4ba3c630ea (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン(プロフ) - マノンちゃんエレナちゃん〜！僕は人間なんて食べないよ〜！！エーフィ「コメントは久しぶりですね。」ブラッキー「いつも急だよな。」ゾロ君とまろつきさんがデート？マジかよゾロ君羨ましい←ニンフィア「テンションおかしいけどどうしたの？」なんとなくですよ〜← (2019年1月24日 14時) (レス) id: 4ba3c630ea (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ガッブリチュウ！さん» 不覚にも名前に笑ってしまいました← ありがとうございます！応援に添えるよう頑張ります！ (2019年1月13日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ガッブリチュウ！ - 面白いですwエレナちゃんかわいい…！主人公ちゃんも大好きです！これからも応援します！ (2019年1月13日 17時) (レス) id: b531d7c70f (このIDを非表示/違反報告)
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