握手 ページ45
まろつき 「うーん、私は良いと思うけど…。」
ショータ 「ほ、本当ですか！？良かったぁ…」
読み聞かせか…私も昔やってもらった事がある…気がする。確かに小さい子は喜ぶかもしれない。
ショータ 「ど、どうでしょうA先輩！」
…というか、ショータ君図書委員だったのかよ。だったらAの奴、顔と名前位は覚えておくべきだった気がするんだが…委員会なんてそんなものなのかな。
A 「うーん…これだけ？」
ショータ 「えっ？あ…はい。読み聞かせです。」
A 「ふーん…」
基本的に腰が重いAだが、沢山の小さい子が来るであろう読み聞かせには…
A 「…甘いよショータ君、カボチャの馬車より甘い。」
ショータ 「例えが微妙過ぎて伝わってきません！」
よく分からないけどAはお気に召さなかったらしい。ショータ君だとツッコミやりづらいだろうし…ってあれ、ツッコミが本業のはずのゾロはどこに行ったんだろう。そんな考察の時間が与えられるはずもなく、Aは少し乱暴に絵本を置いた。
A 「良いかショタ君。」
ショータ 「ショータです！」
A 「読み聞かせで集客出来るのは、わんぱくと人見知りの中間位のロリショタだけだ！」
クラス中に響くような大声で叫ぶ。クラスの何人かは呆気に取られてこっちを見ているようだ。
ショータ 「ど、どういう事ですか！？」
A 「わんぱくロリショタは単なる読み聞かせに群がらない、人見知りロリショタは読み聞かせにすら人見知りを発揮して来ない！」
ヒガン 「……っっ……！」
まるでどこかの政治家のような演説に、隣のヒガンは必死で笑いを堪えている。このように完全に楽しんでる人もいれば、カルチャーショックを受けたかのように驚き顔になったショータ君という人もいる。
ショータ 「…先輩、もう少し僕に経験値を下さい！」
今どき珍しく、紙の手帳とペンを持ってAに詰め寄る。かく言う私も紙手帳の方が好きだ、もしかしたら彼とは気が合うかもしれない。
A 「経験値ぃ？」
ショータ 「はい！どうしたら小さい子が沢山集まって図書委員会の演し物が盛り上がるか、そのコンサルティングをお願いします！」
A 「…ロリショタが沢山…よし、乗った。ふしぎなアメ以上に経験値をあげよう！」
見ている方角が同じようで違う2人は、何故だか教室で友情が芽生えたようで、固く握手を交わしたのだった。
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ルキナ@電動式(プロフ) - はいるさん» コメントありがとうございます。なるほど、失礼しました。そういうご指摘は大歓迎ですので、不快だなんてとんでもない、こちらこそ不快な思いをさせて失礼しました。ちょっと付け加えておきます。改めまして、不快な思いをさせて申し訳ございませんでした。 (2019年6月23日 16時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
はいる - 言い方が不躾で失礼しました。よくよく見てみると一部でしたねすみません。私はifが好きなもので…ついカッとしてしまいました…。不快でしたら、コメントを消してもらって結構です (2019年6月23日 12時) (レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
はいる - 引用、などの言葉をいれていた方がよろしいのではないでしょうか？意図せず、だとは到底思えないほど同じ文章だったので言わせていただきました。 (2019年6月23日 12時) (レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
はいる - 唐突に時間軸まるっきり違いますが失礼します。この小説の説明欄のところ…微かに見覚えある文字が並んでいたので言わせていただきますが…ファイアーエムブレムifのアクアの歌と酷似していませんか？例え文章の順番や付け加えをしたとしても、お借りしているのなら (2019年6月23日 11時) (レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» ハイパーキャーッチ！主人公「名前だっさ。」マノン「よく怪我しなかったねー。」BWでコンテストが廃止されて涙し、XYでトライポカロンが復活して歓喜し、SMで再びなくなるという畜生采配…。次回作に期待です。そして歌姫シリーズの続編もぼちぼち頑張りますね！ (2018年10月6日 11時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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