拗ねた ページ20
A 「ところで、結局ヒガンがシンデレラやるのか？」
クラスがこんな状態になったのもお構い無しに、Aが会議を進めようとする。
ヒガン 「僕はやらない。ゾロ君に体力ないって言われたからやらない。」
A 「おいこらゾロ、お前のせいでヒガンが拗ねちゃったじゃないか。」
ヒガン 「拗ねてない。」
明らかに拗ねた口調でヒガンがそっぽを向く。
「拗ねていらっしゃるヒガン様もお美しい…」
「流石顔面偏差値75の異端児クラス…」
それすらも逆効果だったようだけど。
まろつき 「…何が恐ろしいって、あのセリフを黒焦げになってる人達が言ってる事ですよね。」
エリンシア 「信者って怖いな。」
ヒガン 「とにかく僕はやらないから。」
未だに拗ねてるヒガンにAが近づく。
A 「まぁまぁ、機嫌直せよヒガン。人には得手不得手ってのがあるんだ。多少力がなくても問題ないだろ？」
ヒガン 「…でもシンデレラはやらない。」
A 「わかった、やりたくないのは分かったから拗ねるのは止めようぜ？」
ヒガン 「…拗ねてないって言ってるのに。」
A 「よし、それじゃあ問題解決！」
何も解決していないような気がするが、Aの声には不思議な力がある。クラスの雰囲気が解決したかのように段々と緩められた。
アリス 「…さて、大体の人の治療は終わったわ。話を戻すけど、私もヒガンもやらないとなると後は誰がやる？」
あのアリスでさえスルーした。Aのこの人を惹きつける力の凄さを改めて実感する。さて、今度は誰の名前があがるのやら…
「それじゃあ、エリンシアさんは！？」
おっと私かぁ。…けど絶望的な問題が1つあるんだよなぁ。
エリンシア 「私は歌が歌えないんだよ。」
クラスがざわつき始める前に拒否する。音感はあるのに音程が取れないのだ。けど歌えるようになりたいと思った事はないし、こういう時に断る理由にもなるから良いんだけどな。
A 「何言ってんだ、あたしが特訓してやるから大丈夫だよ。」
是非遠慮しておきたい。というか、別に特訓する分には良いのだがシンデレラはやりたくない。そんな目立つ役私には合わないのだ。
エリンシア 「あ、あのーほら、特訓して上手にしたような付け焼き刃なら、主役なんかはやめた方が良いだろ？」
A 「む…言われてみれば確かにそうだ。」
あ、これで説得出来るのか。思ったよりあっさり引いてくれた。
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ルキナ@電動式(プロフ) - はいるさん» コメントありがとうございます。なるほど、失礼しました。そういうご指摘は大歓迎ですので、不快だなんてとんでもない、こちらこそ不快な思いをさせて失礼しました。ちょっと付け加えておきます。改めまして、不快な思いをさせて申し訳ございませんでした。 (2019年6月23日 16時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
はいる - 言い方が不躾で失礼しました。よくよく見てみると一部でしたねすみません。私はifが好きなもので…ついカッとしてしまいました…。不快でしたら、コメントを消してもらって結構です (2019年6月23日 12時) (レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
はいる - 引用、などの言葉をいれていた方がよろしいのではないでしょうか？意図せず、だとは到底思えないほど同じ文章だったので言わせていただきました。 (2019年6月23日 12時) (レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
はいる - 唐突に時間軸まるっきり違いますが失礼します。この小説の説明欄のところ…微かに見覚えある文字が並んでいたので言わせていただきますが…ファイアーエムブレムifのアクアの歌と酷似していませんか？例え文章の順番や付け加えをしたとしても、お借りしているのなら (2019年6月23日 11時) (レス) id: 1ad8a87860 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» ハイパーキャーッチ！主人公「名前だっさ。」マノン「よく怪我しなかったねー。」BWでコンテストが廃止されて涙し、XYでトライポカロンが復活して歓喜し、SMで再びなくなるという畜生采配…。次回作に期待です。そして歌姫シリーズの続編もぼちぼち頑張りますね！ (2018年10月6日 11時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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