光の ページ47
コレア 「…まるで別人のようね。」
冷や汗まじりにコレア先輩のその言葉は、ヒガンの豹変具合から言ったのだろうか。しかしわざわざそんな事を言う人だとは思えないんだが…
コレア 「良いわよ、今回アラン君のスクープは取り上げないであげる。」
アラン 「そもそも取り上げるような話題性のある出来事は1つもなかったぞ。」
コレア 「ふふ。捏造じゃなくても、人々を扇動するジャーナリズムのやり方はいくらでもあるのよ。」
やっぱり。今の言葉だけでも、この人が凄い人だって事が伝わってくる。だからこそ、さっきの言葉の不自然さが目立つんだけど…
コレア 「…という事で、シャドーキャビネットの取材は続けさせて貰うから。」
コレアさんが白衣を着直して、屋上から出て行こうとする。それを見てヒガンは優しい笑みを浮かべる。
ヒガン 「勿論どうぞ。僕達シャドーキャビネットは何も手出しはしないよ。…ただ…影が何もしないからって、光が大人しくしているとは限らないからね。」
コレア 「はぁ？何を…」
言ってるの、という言葉に被せて誰かが屋上に駆け上がってきた。先程逃げ出した人達だ。
新聞局員 「大変です、局長！やつらが、ついに動き出しました！」
コレア 「やつらって…まさか！」
初めてコレア先輩の動揺した声が響く。直後、更に多くの人数が階段をかけ登ってくる音がした。
アラン 「やっと来たか。」
まるで来る事が分かっていたかのように、アランが安心した声を出した。
「新聞局！あなた達の悪事は全部明るみになったわよ！」
コレア 「…この声は…異端児クラスの。」
私も聞いた事がある声だ。しかし、うちのクラスであんな正義感溢れる台詞を言うとしたら1人しかいないだろう。
アリス 「3-Cのコレアさん、並びに新聞局員一同！校則32条にのっとり、一度大会議室に集合しなさい！」
我らが学級委員長、アリス以外にありえない。その後ろには、恐らく他のクラスの学級委員長であろう人が、更に後ろには数人の先生方が控えている。
新聞局A 「！！学級委員会…！」
新聞局B 「やってもない悪事が明るみになったってどういう事だ！」
するとアリスは数枚の紙を取り出して局員達に見せた。
アリス 「やってるわよ。あなた達のパソコンから、やらせのデータが出てきたんだから。」
相変わらず凛とした声だ。今の彼女を表す言葉があるとしたら、正義感以外に有り得ないような気がする。
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ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» おー！です！お互い頑張りましょう！ (2018年9月23日 17時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
まろつき* - ルキナ@電動式さん» 続編行く前にですが、コメントする時間無さそうなので、続編おめでとうです！これからも応援してます！お互い勉強なども頑張りましょう！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 41a97d10d1 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» 主人公「大丈夫、バカしかいないからバレないよ。」相棒「失礼だなおい。…実際見抜く自信はないけど。」アラン「じゃああれだ、マスクをしてれば良いんだよ。それかモルスさんみたいな仮面か。」主人公「ショタになんて事させるんだよバカアラン。」← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン(プロフ) - ルキナ@電動式さん» ゆうぐれ「番外編でボクってどーゆー扱いなんだろう…」？ゆうぐれ「だって、ボクはヒガンと違って人間に化ける事は出来ないもん。」羽を出してないときは牙みたいなの以外人間と同じだから大丈夫でしょー。シャワーズ「それでバレたらどうすんのさ…」記憶操作する← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 4ba3c630ea (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» いやー、続編発表はタイトルワールドでやってましたが、今タイトルワールド使えないですからね…主人公「寂しいよね。」マノン「クレアちゃん…3000歳で…クレア…ちゃん…？」相棒「おいやめろマノンそれ以上言うな。」主人公「良いに決まってるじゃないかゆうぐれ君」 (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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