権力 ページ44
ゾロ 「ふ、何だって？」
しまった、とでも言いたげな顔でそっぽをむいた。
新聞局A 「い、言いませんよ！先輩達の足は引っ張りません！」
アラン 「不祥事か。」
新聞局A 「！？！？！？な、なんで、言ってないですよね…じゃなかった、なっ、何のことですか？」
この局員の反応的に図星だろう。不祥事…何故アランの不祥事が必要なのか。
アラン 「エリンシアは知ってるかどうか分からないが軽く説明すると…先々代の会長のおかげで、今新聞局って言うのは強い力を持っている。表向きで言えば、学校一の権力だろう。」
へぇ、新聞局ってそんなに権力あったのか。この事はぼんやりとも分からないので、恐らく本当に知らない。
アラン 「そんな新聞局の力でもどうにもならないのが、今の生徒会だ。そんな面白くない状況を何とかしようと、新聞局は必死なんだよ。」
エリンシア 「それとアランの何の関係があるんだ？」
アラン 「あれ、これも知らないのか？俺今生徒会執行部なんだぞ。」
エリンシア 「何だそれ。」
本当ならこんなに悠長に構えている暇はないはずなのだが、引き込まれるように会話を続けてしまう。
アラン 「まぁ…語弊を恐れずに言えば生徒会のパシリだ。」
エリンシア 「アランがパシリか。生徒会って凄いんだな。」
アラン 「そう、凄いんだ。その凄い権力を崩すためには、穴を見つける必要がある。新聞局は今その穴探しに必死なんだよ。」
チラッと新聞局員を見てみると、図星を疲れたのか顔を真っ青にしている。アランもその様子を軽く見届けた後、再び呆れたようにため息をついた。
アラン 「まぁ…本当に生徒会の権力を崩したいなら、狙うのは俺じゃなくて本当の権力者であるべきはずなんだがな。」
新聞局員 「え、えっ！？どういう事ですか！？生徒会は執行部であるアラン先輩が完全に掌握しているはずじゃ…」
最早隠す気はないのだろうか、新聞局員が会話に入って来た。
アラン 「それこそ表向きの話だ。実態は別にある。」
新聞局A 「どういう事ですか！？こうしちゃいられません、すぐに取材をしないと…！」
エリンシア 「取材…といえば、そんなに権力があるなら捏造するのも容易いんじゃないのか？」
思った事をそのまま聞くと、今度はゾロが呆れた。
ゾロ 「新聞局が去年ある記事を捏造した時、その主犯格が何かに憑かれたように人が変わって、新聞局を辞めたって呪いの話…聞いた事ないか？」
…困ったな、そんな記憶は一切ない。
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ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» おー！です！お互い頑張りましょう！ (2018年9月23日 17時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
まろつき* - ルキナ@電動式さん» 続編行く前にですが、コメントする時間無さそうなので、続編おめでとうです！これからも応援してます！お互い勉強なども頑張りましょう！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 41a97d10d1 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» 主人公「大丈夫、バカしかいないからバレないよ。」相棒「失礼だなおい。…実際見抜く自信はないけど。」アラン「じゃああれだ、マスクをしてれば良いんだよ。それかモルスさんみたいな仮面か。」主人公「ショタになんて事させるんだよバカアラン。」← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン(プロフ) - ルキナ@電動式さん» ゆうぐれ「番外編でボクってどーゆー扱いなんだろう…」？ゆうぐれ「だって、ボクはヒガンと違って人間に化ける事は出来ないもん。」羽を出してないときは牙みたいなの以外人間と同じだから大丈夫でしょー。シャワーズ「それでバレたらどうすんのさ…」記憶操作する← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 4ba3c630ea (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» いやー、続編発表はタイトルワールドでやってましたが、今タイトルワールド使えないですからね…主人公「寂しいよね。」マノン「クレアちゃん…3000歳で…クレア…ちゃん…？」相棒「おいやめろマノンそれ以上言うな。」主人公「良いに決まってるじゃないかゆうぐれ君」 (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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