勉強開始 ページ23
その後も、我らが委員長の仲裁もあったりして一先ず口喧嘩は落ち着いた。その間に、事情を知らなかったまもる先輩とまろつきに今までの事情を説明する。
まろつき 「そうですか…ついにまなとにも春が来たんですね…！」
まもる 「けどまなとを嫁にあげると決まった訳じゃないからね！」
アラン 「声が大きい。ついでに嫁じゃないだろ。」
流石にまもる先輩の扱いは慣れているのか、アランが上手いことコントロールしている。
ヒガン 「さて、どうする？本人が来ちゃったせいでエレナちゃんのファッションショーが出来なくなったよ？」
ゾロ 「一応これ勉強会って名目じゃなかったか？」
ゾロの言う通り元は勉強会だったが、勉強会なんてムードはいつの間にか消え去っている。
A 「…いや、むしろそれを利用するべきじゃないか？」
エリンシア 「え？」
A 「この間お前から借りた本には、『勉強会ー。教えてもらうー。うわー、近い近い緊張しちゃうよー。』みたいなときめくシーンがあっただろ？」
まろつき 「説明適当ですけど、それ本当に読んでましたか？」
A 「まぁこのさい良いんだよ。とにかくあたしはこの作戦でエレナちゃんの応援をするぞ。」
エリンシア 「…アランの事もこっそり応援するよ。」
アラン 「な！？」
Aには聞こえない程度の声でアランに伝えた後、部屋の隅に立てかけてあった予備のテーブルを引っ張り出した。
エリンシア 「それじゃあ、小学生3人はここで勉強するんだぞ。」
マノン 「え、私達も勉強するのー？」
エレナ 「マノちゃん…やろ？」
マノン 「はーい…」
アリス 「わからない所があったら私達に聞いてね。聞く人を間違えなければ教えられるから。」
まなと 「そ、そうします。」
おい、早速アリスの気遣いが裏目に出てるぞ。
アラン 「それじゃ、俺達も始めるか。」
A 「それじゃああたしは古文の予習を…」
エリンシア 「私は漢文の予習を…」
アラン 「お前達は分数のかけ算だよ。」
酷い、折角孔子の教えを理解しようとしていたのに。分数のかけ算なんかよりも余っ程役に立つのに。
ゾロ 「…俺は物理の予習を…」
まろつき 「私は化学の予習を…」
ヒガン 「君達はまず世界史かな？」
向こうの理系達も絶望の表情になった。
まもる 「えぇ！？アラン教えてくれないの？」
アリス 「どこですか？わかる範囲なら教えますが。」
こうしてようやく、私達の勉強会がスタートした。
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ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» おー！です！お互い頑張りましょう！ (2018年9月23日 17時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
まろつき* - ルキナ@電動式さん» 続編行く前にですが、コメントする時間無さそうなので、続編おめでとうです！これからも応援してます！お互い勉強なども頑張りましょう！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 41a97d10d1 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» 主人公「大丈夫、バカしかいないからバレないよ。」相棒「失礼だなおい。…実際見抜く自信はないけど。」アラン「じゃああれだ、マスクをしてれば良いんだよ。それかモルスさんみたいな仮面か。」主人公「ショタになんて事させるんだよバカアラン。」← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン(プロフ) - ルキナ@電動式さん» ゆうぐれ「番外編でボクってどーゆー扱いなんだろう…」？ゆうぐれ「だって、ボクはヒガンと違って人間に化ける事は出来ないもん。」羽を出してないときは牙みたいなの以外人間と同じだから大丈夫でしょー。シャワーズ「それでバレたらどうすんのさ…」記憶操作する← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 4ba3c630ea (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» いやー、続編発表はタイトルワールドでやってましたが、今タイトルワールド使えないですからね…主人公「寂しいよね。」マノン「クレアちゃん…3000歳で…クレア…ちゃん…？」相棒「おいやめろマノンそれ以上言うな。」主人公「良いに決まってるじゃないかゆうぐれ君」 (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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