優先順位 ページ20
マノン 「…まぁ、相手がシスコンだからある意味意見として取り入れるべきなのかもしれないけど。」
うーむ、とマノンが考え始める。シスコンと言えば先程のまもるさんが思い浮かぶが、彼は妹が好きなシスコンなのでジャンルが違うだろうか。
ゾロ 「シスコンって言うと、マノンがいつも文句言ってる…」
マノン 「そう、憎っきあいつだよ。あの男は止めた方が良いって何度も言ったんだけどねー、惚れた弱みって奴か聞きやしないの。」
ヒガン 「マノンちゃん君何歳？」
確かに口調はおばさんっぽかった。
マノン 「そこで、男子目線と女子目線それぞれから見て、レナちゃんの勝負服を決めようかと思ったんだ。」
エレナ 「…そ、その…ごめん、なさい。」
言われてみれば、小学校に似つかわしくない大荷物だ。服を沢山持ってきたのか。
アリス 「全然謝る事じゃないよ。」
マノン 「ゾロはともかく、アランは貧乳の人にどんな服来て欲しいか心得てるはずだしね！」
アラン 「マノン後でちょっと来ようか。」
…小学生のうちから胸の大きさなんか気にしなくて良いんだぞ、と声をかけてあげたかったが、私がそんな事を言っても嫌味になるだけだろう。
ヒガン 「…アラン君の事情はわかんないけど、僕も協力するよ。面白そうだし。」
A 「少女の頼みを断る紳士はいない。」
ゾロ 「紳士なんて見えねぇなー、まぁ俺も協力するけど。」
エリンシア 「私も頑張るぞ。」
マノン 「エリンシアはそう言うの得意だもんね！ちょっと宛にしてたんだー。」
エリンシア 「あはは、したたかだな。」
マノンのこういう逞しさは見習いたいと常日頃から思っている。
アラン 「こういうのはまもるも得意だったな…あいつも来たら手伝ってもらおう。もちろん俺も手伝うぞ。」
アリス 「え、勉強は？」
A 「…アリス、世の中の事には優先順位ってもんがあるんだぜ。」
アリス 「…これの方が優先順位上なのね…。」
アリスさんは少し呆れていたけれど、エレナちゃんに協力するつもりらしい。アリスさんが良いなら大丈夫だろう。
エレナ 「…す、すみま…せん。」
A 「こういう時は『ありがとう』って言ってくれた方が嬉しいよ、お嬢さん。」
エリンシア 「だからプレッシャーになるだろって！」
気を利かせたつもりだったのだが、どうやら不要な気遣いだったらしい。
エレナ 「…あり、がとう。」
不器用に照れながらも、エレナちゃんは笑ってくれた。
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ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» おー！です！お互い頑張りましょう！ (2018年9月23日 17時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
まろつき* - ルキナ@電動式さん» 続編行く前にですが、コメントする時間無さそうなので、続編おめでとうです！これからも応援してます！お互い勉強なども頑張りましょう！ (2018年9月22日 21時) (レス) id: 41a97d10d1 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» 主人公「大丈夫、バカしかいないからバレないよ。」相棒「失礼だなおい。…実際見抜く自信はないけど。」アラン「じゃああれだ、マスクをしてれば良いんだよ。それかモルスさんみたいな仮面か。」主人公「ショタになんて事させるんだよバカアラン。」← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガン(プロフ) - ルキナ@電動式さん» ゆうぐれ「番外編でボクってどーゆー扱いなんだろう…」？ゆうぐれ「だって、ボクはヒガンと違って人間に化ける事は出来ないもん。」羽を出してないときは牙みたいなの以外人間と同じだから大丈夫でしょー。シャワーズ「それでバレたらどうすんのさ…」記憶操作する← (2018年9月21日 17時) (レス) id: 4ba3c630ea (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» いやー、続編発表はタイトルワールドでやってましたが、今タイトルワールド使えないですからね…主人公「寂しいよね。」マノン「クレアちゃん…3000歳で…クレア…ちゃん…？」相棒「おいやめろマノンそれ以上言うな。」主人公「良いに決まってるじゃないかゆうぐれ君」 (2018年9月21日 17時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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