ポケモンXY 最強歌姫、番外っっ！

主人公「何でもかんでもあたしのせいにするなー。」相棒「…こいつには謝りたくねぇ…」アラン「普段の行いだぞ。」主人公「はーい。」マノン「納得しちゃうんだね、それで。」主人公「まぁ実際、まろつきに鈍感天然女たらしだって説明したのはあたしだし。」相棒「結局のところお前のせいじゃねぇかあああああ！」女王「壊れた！」 ページ36

まろつき 「…な、なんのことでしょう？」

目線をラーメンに注ぎながらまろつきが返事する。何の事か察しがついたらしい。

ゾロ 「おまっ…俺は鈍感でも天然でも女たらしでもねーから！告白されたこともねーから！」

アブソル 「それは嘘。ボクは何度も告白してる。」

ゾロ 「お前は女じゃねーだろ！」

女じゃないから女たらしにはカウントされない。

ゲッコウガ 「それ以外にも、告白されたのに気づいてない場合とか結構あったけどなー…。」

リザードン 「それにすら気づいてないのよ、きっと。」

ゾロ 「…？ゲッコウガ、何か言ったか？」

ゲッコウガ 「なんでもなーい！」

…まぁいいや、早く食べ終わろう。

まなと 「…ごちそうさまでした。ほら、これでちゃんと食べたでしょ？」

エリンシア 「あ、本当だ。」

見てみると、器からキレイさっぱり麺が消えている。それなりに残っていたはずなのに、この短時間で食べ終えたんだろうか。

まろつき 「え？まなと、もう食べ終わったの？」

まなと 「うん。ほら、ないでしょ？」

まろつき 「そうだけど…」

まなと 「だから、ごちそうさま。」

それだけ言ってまなと君は席から去った…途端に、マノンが腕を掴む。

まなと 「…ど、どうしたの、マノン君？」

マノン 「待ちなさい。まなと君、残ったラーメンを私のラーメンに混ぜたよね？」

チラッと確認すると、確かにマノンの器にはさっきよりも多い量の麺がのっていた。

まなと 「…バレたか。」

マノン 「もーう！なんでそんなことするの！？」

頬を膨らませてマノンが怒る。まなと君は少し困ったように後ずさった。

店長 『怒っている マノン も 可愛い！A ちゃん の ゲージ が 2% さがった！』

ゾロ 「毎度解説ありがとうございます！」

A 「店長、今度は醤油と豚骨同時に頼む。」

店長 「へいまいど！」

アラン 「まずいな、少しAが進みすぎている。」

確かに。引き分けにしたいならどうにかしないと。

アラン 「この場面、まもるさんのゲージを下げたい。」

ゾロ 「何か、下げる方法は…」

エリンシア 「任せろ！」

エリンシアが急に自信満々に立ち上がる。少し不安だが、まだ序盤だし任せてみるのも良いだろう。

エリンシア 「まろつき。ツインテールの姿。」

まろつき 「わっ！？」

エリンシアが神速で髪をまとめると。

店長 『可愛いいいい！まもる 君 の ゲージ が 5% さがった！』

ー只今の胃袋ー

A:8%
まもる:7%

主人公「ラーメンうまー！」相棒「まぁ美味しいけど…」マノン「違う味のラーメン混ぜるってどういう事！？」女王「マノン、包丁をしまえ。」相棒「さすがだな、やっぱりお前もツッコミ側に…」女王「刀貸してやるから。」相棒「ツッコミ側じゃなかった！」アラン「ラーメン美味しいけど…いつまで続ける気だ？」主人公「無計画なんでわかりません。」アラン「おい。」→←女王「3%！？」マノン「2%！？」主人公「上々の滑り出しだな。」相棒「お前の胃ってブラックホールだったか？」主人公「残念だがホワイトホールだ。」相棒「中身出てくるじゃねーか！」主人公「吐いてみる？」アラン「やめとけ！むやみに吐くな！」主人公「やだなー、冗談に決まってるじゃないか。」相棒「お前の場合笑えないんだよ…」

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