主人公「さて、記念すべき第10編、『熟考編』のスタートだ！」マノン「スタートだぁ！」アラン「お前、熟考なんて出来るのか？」主人公「バカにするなよ！出来るわけないだろ！」相棒「いやバカにされてもおかしくねぇぞそれ！？」女王「あ、あぁー…そんなこんなで、415話だ。」 ページ1
エリンシア side
遺跡の前に走り出し、立ちはだかる。そして、自分の出せる限りの大声で叫んだ。
エリンシア 「グラードン！カイオーガ！止まれぇぇぇぇ！」
その声が届いたのか、グラードンもカイオーガも前進を停止する。それに、A達も私の存在に驚いているようだ。
エリンシア 「確かに、お前達もホウエンのポケモンなんだろう。けど、ここから先には、お前達と同じように暮らしていた人達がいるんだ！その人達を傷つけないでくれ！」
このまま進まれれば、多分街も危ない。どうしたって、進まれたら困るんだ。
A 「おいエリンシア！！お前何やってんだ！」
Aの声が響く。この状況でも聞こえるような声ってことは、そうとうな大声で叫んでいるな。
エリンシア 「お前達はさっさとどうするか決めろ！私は、私が出来る事をするから！」
聞こえたか聞こえなかったかはわからない。けど、届いたと信じて私は再びグラードンとカイオーガに向かい合った。
エリンシア 「私には、お前達をねじ伏せられるような、圧倒的力はない。けど、街を傷つけては欲しくない。それは、それぞれの地方の領主皆が思ってる！キズナ様も、私も！父様も母様も！皆同じだから！」
脳内に、今は亡き父母の記憶が呼び起こされたその瞬間。私は目の前に迫る、グラードンの手を見た。殴られて吹っ飛ばされるんだろう。多分、骨は砕けるだろうし、下手すれば死んでしまうだろう。
覚悟して空を見上げた時、私の目に映った事を正直に言葉にすると。
空が、割れたのだ。
空が割れて、何かがその裂け目のような空間から現れる。
グラードンもその気配に気づいたのか、空を見上げる。気づけば全員が、空を見上げていた。
グォォォォォォォォン、と、その何かは鳴く。段々近づくにつれて、その全容が明らかになってきた。
エリンシア 「…レックウザ…？」
てんくうポケモン、レックウザ。ホウエン地方の、伝説のポケモン。
エリンシア 「何で…ここに…」
レックウザはどんどんこっちに近付いてくる。やがて、丁度私とグラードンのあいだに立ちふさがった。
グラードンとカイオーガは、怒ってレックウザに技を放つ。グラードンは地面を剣のように変えて、カイオーガは海から水を巻き上げて、それぞれが恐らく最大威力の技を放った。
エリンシア 「な…何やってるんだ！早く避けろ！」
しかし、レックウザは動かない。そのまま、2匹の技を喰らった。
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ルキナ@電動式(プロフ) - ガゼルの部下さん» おおおお久しぶりです！確かにあれからかなり話が進みましたよね。まだまだ完結には程遠いですが、なるべく頑張って更新して行く所存ですので、これからも見れる時に見てほしいです！ (2018年3月22日 7時) (
レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ガゼルの部下 - お久しぶりです。更新おめでとうございます。たくさん話が進んで嬉しかったです。これからも頑張って下さい (2018年3月22日 1時) (レス) id: a368150e7b (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - ヒガンさん» ありがとうございます！せめてイベントか何かは発生して欲しいと作者自身も思っておりますが、どうなる事やら…主人公「そんな事言ってないで絶対やれよ！絶対だからな！」は、はぃぃ！ (2018年3月18日 19時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» 数字を変えて解く…やってみたいと思います！グレイシア「その前に計算ミス減らさないといけないけどね。」解いてたら早速計算ミスあったけど気にしない！イーブイ「終わらないと本当に強制補習になって更新出来なくなるよ？」…頑張って来ます…お互い頑張りましょう！ (2018年3月18日 19時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
ルキナ@電動式(プロフ) - まろつき*さん» 主人公「ばっちりだぜ。」女王「むしろ何で出来ないんだ？覚えれば出来るだろ。」アラン「典型的な文系思想！」主人公「例えば語呂合わせ考える人とかいるけど、ポケモンの名前覚えるのに語呂合わせ使ったヤツおる？要は勢いなんだよ。」相棒「出来たら苦労しねーよ！」 (2018年3月18日 19時) (レス) id: 993dee39c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルキナ@電動式 | 作成日時：2018年3月5日 10時
