BLUELOCK (ページ11)

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story10 ページ11

roomZ

蜂楽｢蹴ると思ったもん

そんな顔してたー｣

潔｢は...？｣

蜂楽｢だってここは結果が全てでしょ？

潔世一(あんた)を信じた俺の勝ち♪っしょ？｣

潔｢(蜂楽(こいつ)...絶対イカれてる...!!)｣

五十嵐｢...こんな理不尽なことがこの先も続くのかよぉ...｣

絵心｢理不尽...？

理不尽ですよ

これが勝負の世界ですから

お前らが軽々しく憧れてるワールドクラスのストライカーはこんな勝負の日常を命懸けで生き抜いてる

どうですか？

生まれて初めて人生を懸けて戦った気分は？

ビビったろ？

シビれたろ？

これが青い監獄(ブルーロック)の常識だ

そして震えたろ？

“やった...俺は生き残った”って!!

それが“勝利”だ

よーく脳に刻んどけ

その快感を味わう度にお前の中のエゴは育ちそして世界一のストライカーという高みへと昇っていく...

おめでとう

“青い監獄(ブルーロック)”入寮テスト合格だ

Aの言った通りだ

この“オニごっこ”はこの青い監獄(ブルーロック)のレベルについていけるかのための試験だ｣

『うわぁやっぱりうちって金田一の弟子いけるわぁ』

國神｢誰だよ...金田一って｣

『え！知らんの?!

あの有名なドラマでもあるしアニメの主人公!!』

國神｢ﾎﾟｶｰﾝ｣

『お前にわざわざ説明してやった意味よ

ほんまどついたんねん』

絵心｢部屋にいるのは12人...お前らはこれから生活を共にする運命共同体(トゥウェルブ)...

ときに協力し

ときに裏切り

夢を削り合うライバル...

青い監獄(ブルーロック)チームZだ｣

3日後トレーニングルーム

潔｢ﾊｧﾊｧ｣

雷市｢潔！イガグリ！

お前ら体力ショボすぎ！

ハッハー♪

そんなんでよく世界一のストライカーとか言えたな!?｣

雷市陣吾 20km/h走持続時間1:13:49

雷市｢俺に負けて泣く前に帰れよ凡人共が！｣

潔｢く...ﾊｧ...｣

潔世一 20km/h 持続時間0:42:13

五十嵐｢うるせ...ぼぇーー!!｣

五十嵐栗夢 20km/h 持続時間0:37:20

あ、吐いた

キモ

『おい陣吾！すげー汗かいてんじゃん!!

いいねぇ代謝が良くて

うち今のところ全く汗とかしんどいとか思ってないんだよねぇﾆﾔｯ』

如月A 30km/h 持続時間3:24:35

雷市｢うっせぇ！しんどいとか思ってねーわ！クソが!!｣