賭ケグルイ双

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心「ジョーカー？！！」


芽亜里「パスでしょ？

じゃあ、7であ〜がりっ！やったー！

あはははっ」


心「えっえっなんで？！

なんでジョーカー持ってんの？！

3は？！まだ使ってないじゃない！」


芽亜里「はっ？何？」


心「いやっ3！」


芽亜里「3？」


心「3！」


芽亜里「3って何？」


心「3だろ？そこの愚図が持ってる！」


芽亜里「えっ？つづら3だって」


つづら「すごい！よくわかったね」


心「そう！3だろ？！

6枚じゃねぇか！」


芽亜里「えっ？つづら、

なんでそのカード持ってんの？」


つづら「さっき拾ったから返そうと思って」


心「はっ？」


つづら「返しそびれて」


芽亜里「愚図ね」


心「はぁっ？！」


『…なるほどね』


芽亜里「だから、私はただ賭けをしただけ

つづらは、拾った3のカードをもっていただけ」


心「そんなのイカサマ！」


芽亜里「は？関係ない人間が

カードを持ってる事が

な〜んでイカサマになるわけ？

カードを盗み見てる

デバガメでもいない限りね！

どうせクラス中に超小型カメラでも仕込んで

その映像をあんたらがスマホに転送！

でなんか、なんやかんやして

あんたに手札を伝えたてたでしょ？」


つづら「えっ、大ずる！」


芽亜里「さっ大富豪様

ド貧民の愚図に60万払ってください！」


心「ありえない！全部偶然だろ？！

偶然に頼って！30万賭けるなんて！

ジョーカー2枚だなんて！」


芽亜里「だから？」


心「狙い通りの手札が来たからって

私が勝負に来るとは限らない」


芽亜里「そりゃそうでしょ」


心「そんなのただ運が

よかっただけじゃない」

芽亜里「あのさ、それがギャンブルってもんでしょ

あたしは賭けに勝った

ただそれだけ初心者の私に

講釈させないでよ」


そしてお金をもらう芽亜里


心「はぁ、」


芽亜里「ありがとう」


心「なによ。あんたみたいな貧乏人、

どうせすぐ家畜になるんだから

いいえ、私が家畜にしてやる」


そう言われると芽亜里は振り返り、

自分の髪が切られる時に

使われる予定だったはさみを

手に取り心の指の間に突き刺した


芽亜里「ばーか

あんたみたいな馬鹿にはまけないよーだ！

あっごきげんよう」


そう言って、早乙女芽亜里は去っていった。

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