畑の檸檬

じゅうはち 。 【リクエスト】 ページ19

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dc「今日は！体に良い物を食べようと思います！」



普通に休みだけど何となくHAPで遊んでたとき

いつも通り予告無しに撮影が始まる



今日はだいちの企画らしく

数日前から何やら瓶の入った袋の紐をきつく結んで




dc「これに絶対触るなよ？！開けるな？！」



なんてすごい勢いだったから多分臭いヤツなんだろうな

うわ、なんて日に着いてきたんだ、、、





映らないように編集部屋に何故か置いてあるテントの中で横になる



足音が聞こえてガサガサと袋を漁る音がするからきっとあのビニール袋の紐をギュッて結んであるヤツか


って思ったらリビングから男子数人の悲鳴が聞こえる



...くさっ、(笑)



多分袋の中身を落としたのだろう、こっちの部屋まで臭いがする



ああ、もうほんと臭すぎてだいちを恨もうかと思った時



tn「A、そこ閉めとくから」



ひと通り臭いもの紹介が終わったのかテントの入口からたなっちが顔を覗かせる


tn「しばらく臭うだろうけど、平気？」


「いや、もう無理かも、」


tn「無理すんなよ」


「そういうたなっちこそ」


tn「ありがと」




よし、テントでるか



なんて視線を下におろすと同時に

私の頬にそっと触れるたなっち



びっくりして目線を戻せばじっとこっちを見つめるたなっちと目が合う



「な、なに？」


普段そんなこと絶対しないたなっちだから

なんだかドキドキする


tn「いや、顔赤いから、熱あんのかなって」


「そうゆう時はおでこじゃないの、、？」


tn「そうだったわ」



顔色一つ変えずに頬に添えていた手で
ポンポンと私の頭を撫でて編集部屋を出ていくたなっち



「部屋が臭くなければそこそこ惚れてるのかな、、」



なんて思ってしまった

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