畑の檸檬

じゅうなな 。 【リクエスト】 ページ18

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「おはようございま〜す、」


ストーカー事件から数日


あの日の事をだいちに話してから

やはり過保護兄貴のことだから、外に出る時は1人にならない！とか騒ぐんだろうなって思ったら案の定そう言われて


まあ、今回ばかりはほんとに怖かったし

ともたかくんにメッセージをしてなければ助けてもらえなかったわけだし

今回のことに関してはだいちにちゃんと従ってる



dc「皆さんちょっといいですか！！」


カメラを構えてにんまりするだいち


ああ、撮影始まったのか、、、



突然始まる撮影に
映らないであろう編集部屋に移動する


「あれ、何してるんですか？」


イヤフォンをして1人編集をするようへいくん


yh「んー、今日の動画編集時間までに終わりそうになくてさ」


Aちゃん助けてやー

なんて笑ってるから多分大丈夫だとは思うけど


「よーへーくんが頑張って終わらせたら、今日ご飯行きましょう」


yh「マ？じゃあさ…」


私の言葉にぱっと表情を明るくしたと思えば

ふわっと香るようへいくんの匂いに


あ、私抱きしめられてるんだって


そう思わざるを得なかった




「よーへーくん、ドア、開いてる、」



yh「平気、絶対写ってないから」



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yh「よし、これで頑張れるわ」


ほんとに少しの間よーへーくんに抱きしめられたと思えば

何事も無かったかのように編集に戻るよーへーくんに戸惑いを隠せない



yh「あ、別に好きだからとかそういうのじゃないよ？だいちくんに怒られちゃうからね？」



yh「あくまでも、可愛い妹を抱きしめてる感覚だからね〜」



一切こっちを見ずにそういうよーへーくんの言葉が
本当なのか嘘なのかは私にはわからない。

じゅうはち 。 【リクエスト】→←じゅうろく 。

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