ハスター…洗脳 ページ39
イライとフィオナが洗脳されたハスター信者。
最近、イライさんとフィオナちゃんの様子がおかしい。
どんなときでも、私達に寄り添ってくれるイライさんはブツブツと何かを言っている。
いつも一緒にお茶会していたフィオナちゃんはボーッとしている。
ヘレナ「エミリー先生、2人のカウセリングした方が良いかと…危ないです。このままだと…」
エミリー「そうよね…」
周りのみんなも彼らのことは気になっているようだ。
そんな状態で、私はイライさんとフィオナちゃんとゲームに行くことになった。
もう1人はイソップくん。
貴女「イソップくん、あの2人…大丈夫かな？」
イソップ「わからないですけど、僕が必ず貴女を守る。貴女は解読に集中して、きっと大丈夫」
ステージで暗号機を探している途中、イソップくんに会ったため少しだけ話した。
彼は私を安心させる為か、頭を撫でてくれた。
頑張らないとな。
だけど、暗号機を全て解読した後にイソップくんは目の前でやられた。
イソップ「僕のことはいい…早く逃げて…ぁ…う…」
彼は出血死した。いつもなら、しばらくはダウン状態であるはずなのに…。
貴女「ハスターさん…どうしてこんな…」
今日のゲームでイライさんとフィオナちゃんは見なかった。その理由は、彼がハンターだったからだろう。
イライ「A…ハスター”さん“ではなく、ハスター”様“だ」
フィオナ「怯えちゃって可愛い」
追い詰められたA。
2人の後ろにハスターはいる。
怖さから涙を流すA。
ハスターは御構い無しにAの首を絞める。
イライ「A、助けてほしいかい？」
フィオナ「助けてほしかったら、ハスター様を信仰すると誓いなさい」
首を絞められ、ほとんど意識のないA
助かりたかった彼女は小さく頷く。
ハスター「少々手荒にしてしまったな…ずっと待っていたぞ…我の妃よ」
フィオナ「彼女が妃…あぁ、A様…」
イライ「ハスター様とA様…あとでA様には謝らなければ…」
3人はハスターの腕の中で意識を失ったAを見て、幸せそうに笑った。
貴女「…いあ…い…あ、はす、たー…」
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