ノートン・キャンベルという男 ページ30
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貴女視点
「愛してる」
探鉱者のノートン・キャンベルという男は私が彼の視界に入る度に言う。
何度も言われ続けた言葉。
慣れてしまった自分がいる。
「あ、ありがとうございます…」
どんな顔したら良いかわからない私は、照れつつも真顔でお礼を言う。
「フフ…本当にキミは可愛いね」
私が何をしても、この男はこう言う。
「おいノートン、お前は何でAが好きなの？」
「え？何で？」
Aがゲームでいない間、傭兵のナワーブはノートンにこんな質問をしていた。
「いや、普段人とあまり関わりたくなさそうなお前があんな感じだから気になって…」
ナワーブだけでなく、荘園のほとんどが気になっている。
Aは誰にでも優しく平等であり、おまけに可愛い為好きになるのはわかる。
だが、ノートンが人を好きになるというのは不思議に感じられた為、荘園では2人のことは話題であった。
「まず、可愛い。それで優しくて平等。あとは、ご飯を食べるときに…」
「お、お前…そんなに喋れたんだな…。まぁ、アイツもお前のこと好きかもだし、頑張れよ」
ナワーブは彼の話が長くなると感じたのか、早めに話を切り上げた。
その後も、ノートンはゲームから帰ってきたAを迎えに行った。
ノートンの彼女への愛は止まることはないだろう。
おまけ
とあるゲームでのこと。
ルキノ「人形師。お前はチェアで縛る。」
貴女「でも、3逃げは確定だから私の勝ちだよ。残念でし……え？」
ルキノ「あ」
ノートン「ルキノォォォォォォォォォォ、お前…何してんだぁぁぁぁぁ」←
ルキノ「アイツ大きい声出せるんだな」←
貴女「本当、私も思う」←
学パロ…第五学園に転校生3→←エマちゃんとエミリー先生が男性になる話2
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