荘園告白大会2 ページ9
イソップは緊張していた。
何故なら、好きな人が見ている中で告白をするからだ。
かなり状況はおかしいが、これで少しでも興味を持ってもらえたらと、イソップはイソップなりに頑張っていた。
エマ「エントリーナンバー2、サバイバー、イソップ・カール。彼は変態納棺師。死体大好きな第五人格のイケメン枠。」←
彼はスカートを履いたハンターのレオの前に立つ。
Aは社交恐怖な彼が大丈夫なのかを心配していた。
イソップ「私は貴女の最期を一緒に過ごしたい。僕といるときの貴女が1番美しいです。どうか、僕と付き合ってください。」
周りは彼が(A以外のこと)ではあまりハキハキ話さないので、イソップの告白にはかなり驚いていた。
イライ「愛が重いね」←
貴女「イソップくん、好きな人いるんだね〜。頑張ってね〜」←
エマ「次、エントリーナンバー3、リッパーなの!ハンター、霧、背が高い、以上なの!」←
リッパー「なんか短すぎません?」←
3番目はリッパー。こちらも紳士的。
ジョゼフ、イソップと続き、レオさんに甘い告白ができるのか?
貴女「ジャックくん?お腹空いたの?さっきね、クッキー焼いたの、食べる?」
ミニリッパー「(うん!)」
美智子「めっちゃ和むわ」←
リッパーが準備をしている中、Aとそのペットのミニリッパーは、優しい雰囲気を醸し出していた。
エマ「早くしろなの。そろそろイケメン枠からはずすなの」←
庭師に脅されるハンター・リッパー←
彼は準備が整い、レオの元に行く。
リッパー「貴女はこの世の誰よりも美しい。私と貴女の2人だけの霧の世界で一緒に踊りませんか?」
貴女「ジャックくん、口に食べカスがついてるよー」←
ナワーブ「よくそんなセリフ思いつくよなー」
普段不器用な彼は、リッパーのキザなセリフに若干溜息を漏らした。
ラック「あっ、ナワーブくん!次はキミみたいだよ?」
ナワーブ「え、ま、まぁ、そ、そのくらいだ、大丈夫…う、うん」
ラック「めっちゃ動揺してるやん」←
エマ「エントリーナンバー4、傭兵ナワーブくん!不器用な彼から出る甘い言葉とは何なのか!みなさん、彼に注目なの!」
ナワーブは緊張のあまり、目の前にいたAの後ろに隠れてしまった。
貴女「な、ナワーブくん⁉大丈夫?」
イソップ「早よ離れろや」←
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