紳士的に行こうぜ ページ11
彼女は今、アーサーが運転する車の助手席にいる。
「なぁ、A。服屋に寄ってもいいか？」
アーサーが服屋に寄りたいと言い、彼女は首を縦に振る。
彼は服屋の前に車を止め、中に入った。
その服屋は建物からわかるように女性服の店だった。
「オレがいきなり誘ったから、仕方ないんだけど…やっぱりデートだから、堅苦しくやるのはどうかなって…」
つまりアーサーは、彼女が今着る服を買いにきたというのだ。
「そ、そうですよね…センスの悪いスーツ着ててごめんなさい…」
Aは謝った。
「いや、スーツを着ているAも素敵だが、オレだけに特別なAを見せてほしいんだ」←
そういうと、彼は彼女に似合いそうな服を選び出した。
「こんなのは、どうだ？Aは昔から女の子らしいフェミニンな感じの服を着てるだろ？だから、たまには大人っぽいのもいいかなって…」
彼は恥ずかしいのか、そっぽを向きながら話す。
ちなみに、彼が選んだのは肩出しで身体のラインが思いっきりわかる、如何にも変態紳士(笑)が選びそうな服である←
彼女は考えるのをやめ、大人しく試着室に入った←
数分後
「ど、どうでしょうか？」
普段着慣れていない服を着たAは少し恥ずかしそうにしながら試着室から出てきた。
「………似合ってる。すごく綺麗だよ。」
アーサーは真顔でそう言う。
彼はすでに支払いを済ませていたようで、彼女はその服を着たまま、車に乗った。
「すごく、綺麗。でも、顔が赤い……本当に可愛いな」
アーサーは運転をしているため、チラッと彼女を見てフェリシアーノやロヴィーノのようにAを褒める。
「ほ、本当…ですか？」
彼女はアーサーに褒められて内心若干はしゃいでいたが、やはり罰ゲームか何かで言わされているのではないかと、彼に聞いたのだ。
「そんなに心配か？安心しろ、お前は十分すぎるほどに綺麗だよ」
アーサーはハンドルを握りながら、少しクシャッとした笑みで彼は言う。
一方彼女は彼の笑顔にドキドキしていた。
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桜月(プロフ) - Yngveさん» お久しぶりです。面白いと思っていただけて光栄です。ヘタリア作品のほとんどは削除してしまいましたが、マリアンヌに褒めていただけて嬉しいです(*´ω`*)こちらこそ、ありがとう！ (2020年2月3日 21時) (
レス) id: e08edef0f6 (このIDを非表示/違反報告)
Yngve(プロフ) - ひさしぶり、元気にしてた？ 久々に読めて元気をもらえたよ。いつ読んでも面白いよ、ありがとう (2020年2月3日 21時) (レス) id: 7260ef769b (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 欅ちゃんさん» ありがとうございます！忙しくて中々更新出来ていませんが、これからも皆さんが楽しんで読んでくれるものを書いていきたいです！ (2019年6月30日 13時) (レス) id: e08edef0f6 (このIDを非表示/違反報告)
欅ちゃん - コメント失礼します！いつも見てます！桜月さんの作品は凄いですね！他のシリーズも凄いと思いました！桜月さん最高です！ (2019年6月30日 9時) (レス) id: b562d975c5 (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - アーサー「うぅ…ばかぁ…」 (2019年6月19日 18時) (レス) id: e08edef0f6 (このIDを非表示/違反報告)
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