えぇー……。 ページ4
海坊主「天才か！頭良いなあいつ。」
そっちか……驚いたな、普通じゃないのがバレたかと思ったぞ海坊主さん……。
神威「うっ…うっ……うぇぇぇえん！」
江華「あらあら…神威？どうしたの…？」
「父さん嫌われてるんじゃないか？」
神威君が泣いたのは海坊主さんが抱き上げた時だ…嫌われてるんじゃないか？本当に……。
落ち込む海坊主さん…俺が生まれた時みたいだな。
「好きになってもらえば良いじゃないか……神威君が父さん好きっ！……って言ってくれるように。」
海坊主「うぅうぅうぅうぅぅぅゥ！！神邑ぁぁぁー！お前は本当に江華に似てるなぁ！」
抱きつこうとしていたので包丁を向けると止まる海坊主さん……。
だって江華さんが言ってた事言っただけだからな…息子だし当然だろう…。
海坊主「分かった…抱き着かないから、料理中だったな、父ちゃんが悪かったから……だから笑顔で包丁を向けないでくれ……。」
冷や汗をかく海坊主さん……嫌だぞ？野郎に抱き着かれたくは無い親父だが、血の繋がった親父だが！
嫌なものは嫌だ…赤ん坊の時散々抱き着かれた。
「……父さん、すぐ抱き着くと嫌われるからな…年考えてくれよ。」
年頃なんだよ…はぁ……あ、やべ焦げる焦げる…今日は母さんの顔色も良くないから母さんは素うどん…父さんは肉うどん、俺も素うどんだ…元々前世でも少食だったのが今も少食らしい…前より食べれるようになったんだけどな。
「はい、晩御飯……母さんは食べたらゆっくりしてて…父さんは家事の手伝いしてくれよ？」
海坊主「あぁ、手伝おう。」
江華「えぇ、ありがとう。」
食べていると。
海坊主「お前本当に食わねぇな……もっと食え！おっきくなれねぇぞ！」
「良いんだよ、いっぱい食っても大きくなれねぇよ…でかくなるのは横にデカくなるだけだ……八歳でもこれだけ背が高くなったんだ…止まるかもしれないが大きくはなる。」
海坊主「うぐっ……。」
「夜兎族は大食いなんだろう？俺の食べてる量はい、夜兎族にとっては少ないだろう…周りからすれば普通だ……俺は少食なんだ。」
ご飯を食べ終わり食器を片付ける…。
「洗濯物取り込んでくる。」
江華「気を付けてね…暗いから。」
「分かった。」
神威君が産まれた…後五年もすれば神楽ちゃんが産まれる……神威君が闇を抱える時期が近付いて来てる…助けたい、助けて未来がどう変わるかは分からないが。
「ただ…救うことが出来るなら……あの闇を俺が払えるなら。」
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凛 - 早く続きが見たいです！ゆっくりでもいいので更新待ってます！ (2022年12月22日 7時) (
レス) @page44 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
亜月 - めっちゃ好みです！応援してます！ (2021年7月25日 22時) (レス) id: 670a53b6c0 (このIDを非表示/違反報告)
闇夜 - 皆に愛される感がいいです。これからも更新頑張ってください。 (2020年4月16日 15時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (2020年2月15日 23時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
サラ - この小説私好みでいいです！！早く続きが見たいです！！少しずつでも、更新頑張ってくださいね！！^^ (2019年7月15日 21時) (レス) id: 7fb4496ab8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shell | 作成日時：2019年4月26日 14時
