やんちゃで喧嘩ばかりで傷だらけの俺がトリップしたら凄い告白される話聞きたい？

朝は景光さんが一番弱い。 ページ36

快斗は伊達さんと研二さんを起こしに俺は陣平さんと景光さんを起こしに。

陣平さんの部屋の前に行くと煙草の匂いがする窓を開けているんだろう。さほどキツくない。

［…陣平さん、おはよう。］

松田［…あ？あぁ…Aか、おはよう。］

ノックしてドア越しに話し掛けると一瞬機嫌が悪くなったがすぐ直りドアを開けてくれた。

［朝ごはん出来てるからな。］

景光さんの部屋に入りベットの傍に行く。

［景光さん…お早う。］

諸伏［ん"…。］

［景光さんｯ！おきろ！］

諸伏［…無理。］

［無理じゃねぇっての！起きろってのー！］

手を布団に伸ばすとガっと掴まれ手首を噛まれた。

［おいコラ！噛むな！］

諸伏［…俺を起こすな。］

［起きろ、朝飯。］

今度は手を引っ張られ布団に倒れ込む。

諸伏［…A、寝よう。］

［寝ない、起きろｯ馬鹿！］

ベットから景光を引きずり下ろしリビングへ引ずる。

［おい、いつまで噛む気だ。］

今度は俺の腰にしがみつき腰を噛んで居る景光。

［おいコラ、景光さんｯ！］

のそのそと這い上がって来る景光さん。

松田［おい何してんだ諸伏。］

［離れねぇ…おわｯ！］

諸伏［俺は…Aを嫁にもら…。］

黒羽［あ？ざけんなよ？Aは俺の嫁だ。］

［誰の嫁でもねぇわクソが。］

俺を引っ張り景光さんから引き剥がす快斗。

［さっさと朝飯食えやコラ。］

諸伏［手作り？］

［あぁ、勿論。］

諸伏［食わなきゃ！］

萩原［ごめん、俺がもう食った。］

諸伏［よし！殺す。］

茶化しながら話す研二さんに殺気立つ景光さん。

［お前ら…子供かよ？ほら景光さんの分。］

料理のお盆を持って行き机に置く。

景光さんが食べ始めるのを見て包帯を巻きに行く。

部屋に行き腕を見るとくっきりと歯型が付いていた…腰にも同様の型が。

取り敢えず腰は見えないから良いやと思い腕だけに巻き着替えリビングに声をかける。

［俺ちょっと出てくるから！昼までには戻る！］

ガレージに行きバイクを出す。

［行ってきます、綺羅、一、黒光、妃乃、紫真。］

«««««行ってらっしゃいませ。

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