見て回ろう。 ページ4
[よーし、家の中見て回ろうぜ?]
«そうですね、御案内しますよ。
[出来んの!?]
«えぇ、出来ますよ。
[じゃあお願いするわ。]
«こっちはゲストルームがありまして……中央階段を登ると主の仕事部屋や寝室、書庫室等があります。
黒光が案内してくれて、見たのはパソコンやコンピューター類がある仕事部屋…馬鹿でかい寝室、壁一面に本が敷き詰められた書庫室。
[どれもすげぇ広いな……書庫室にある本って本に見せかけた事件とか事故の資料だし…。]
«主がなされる仕事と言うのは情報屋兼ハッキングの仕事ですので!
黒光がとんでもない事言ってんだけど……ハッキング?めっちゃ法に引っかかるじゃねぇか。
[確かにハッキングはした事あるけどよ?ここの世界では流石にやばいだろ。]
«平気ですよ!主は天才ですし、出来ない事はありませんよ……警察ごときに捕まる訳無いじゃないですか。
警察ごとき……天才?俺が?無い無い…だって高校行ってないんだぜ?
[天才は何かの間違いだろ……ろくに学校にも行かずに喧嘩に明け暮れてた俺が天才な訳ねぇよ。]
«主……貴方IQ幾つ持ってるとお思いで?
[112?]
«そんな低くありません、350です。
そんな低いって……平均だぞ?100が平均!
って…え?俺の聞き間違いか……。
[350?え?140以上で天才って呼ばれんのに?]
«主……そんなに自分が頭悪いと?あんなに喧嘩で考えておられるのにですか。
考えては居るけどよ?そんなに……IQ高いの?俺。
[あ、だからハッキングとか出来たのか…俺が死神って呼ばれる理由やっと分かった気がするわ。]
«攻撃は当たらない、一撃は重く…気絶させるのも容易い攻撃……何より楽しそうに喧嘩する姿から死神、毘沙門天と呼ばれた最強の男。
[あぁ、やめろォ……俺の黒歴史抉るな。]
毘沙門天……戦闘の神…懐かしいけど!恥ずかしいわ!
«すみません……で…全部案内し終わりましたが、我々の家はどうお造りになられるので?
[ここ森だろ?だから木とかで造れたら良いなって思ってるんだよ。]
«そうですか…では我々は木を集めて来ましょうか?
[小枝とか頼んでいいか?俺は組み立てしねぇと行けねぇんだ。]
«はい、で入って参ります。
[行ってらしゃい…。]
黒光達を見送り、仕事部屋にあった工具を取りに行く……何であるのかは知らねぇがあるから使わしてもらう。
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ライア@Liar_onlooker - 終わり!?終わり、ですか!?…そうですか……………。 (2021年2月16日 23時) (レス) id: 0b6d81382b (このIDを非表示/違反報告)
エイト(プロフ) - 面白いです!これからも頑張ってください( *´艸`) (2019年11月11日 18時) (レス) id: 24330c091d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:shell | 作成日時:2019年4月10日 23時