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鬼さん四人 ページ5

今は銀時に抱き着いてるよ!Aです!

いや……松陽さんが……不機嫌そうな笑顔でこちらを見てらっしゃる…。

[ぎ、銀時いぃー!!]

[だから何だよ!]

[お前どこでサボり覚えた……?あ?]
本題に移ろうか……銀時?

[あ、いや……そのぉー…ね?]

[ん?その?何、銀時……。]
銀時の顔が真っ青になっていく……面白い。

[稽古は出てるんだから良いじゃねぇーか!]

[そうゆう訳じゃないんですよ銀時。]

[まぁ、教室に居るぐらいはしろ……聞くだけでもいいから…。]

[Aは心配なんですよ…銀時が目の届かない所に居るのが。]

[ちょっ!松陽さん!?]

[そうなのか?兄貴。]

[当たり前だろ……銀時…お前は俺の唯一の家族なんだぞ?居なくなったら怖ぇよ。]

[ごめん、兄貴…外行く時は行ってから出る…教室にも居る。]

[俺の隣で良いから少しでいいから居てくれ。]
銀時が消えちまいそうで怖いんだ……そんな事俺には言えないけど、お前を守ってたいんだ…銀時が一人で生きれるようになる迄。

[兄貴……分かった。]

[A……そんな悲しい顔をしないで下さい。]

[すみません松陽さん、銀時……。]

[銀時……あのな?銀時の好きにすればいいんだ、銀時が強いのも知ってる…だからもう少しの間だけ……お前の兄貴で居させてくれ。]

[何言ってんだよ!!兄貴は兄貴だろ!?どれだけ時が経とうと俺の兄貴だよ!]

[っ!……銀時……ありがとう…。]
そっかぁー……銀時の兄貴だもんな!!

銀時の頭を撫で、[ありがとう…。]そう一言告げ晩ご飯を作りに向かった。

[銀時、分かったでしょう?Aが貴方の事がどれだけ大切か…。]

[分かった//////]

[ほんとに好きですねぇ…Aの事。]

[当たり前だろ!?『俺の』兄貴だからな!あんま笑わねぇけど……。]

[そこまで自分のだと強調しなくてもいいんじゃないですか?]

[うるせぇ!いんだよ!]

[銀時……松陽さん出来ましたけど、食べます?]

話している間に随分時間が経った見たいだけど、まだ話してたのか銀時達は。

[はい、頂きますよ。]

[食う!飯!!]

[銀時は手ぇ洗え!]

[分かってるよ!]

走って行く銀時……アイツ分かって無いだろ、言わなきゃしないんだから。

[松陽さん……俺少し外に出てきますね!]

[もうくらいですよ?]

[そうなんですが…少し一人になりたくて。]

[どっか行くのか?兄貴。]

鬼さん五人→←鬼さん三人



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作者名:shell | 作成日時:2019年3月19日 18時

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