【安室透】男になっても君が好き【男主】 (ページ12)

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10話警戒ページ12

…現在、ファミレスに来ております。
お昼時はやっぱり混んでますね
待たなきゃいけないかもなーなんて呑気なこと言ってられねーよぉお！！
今安室さんとコナンくんに
挟まれて順番待ちですよ！(自棄)

『あ、あのやっぱり帰｢りませんよね?｣…はい…』

怖ーよ！！被せてくるのはダメだよ！
でもそんなところも好き！！
はっ！こんなに近くにいるのなら
安室さんのこと見つめ放題じゃ!?
こっそーり見つm

｢あ、順番来たみたいだね！
それじゃあ行こっか透真お兄さん?｣

『あ、ハイ』

見れなかった！！
見る前に順番きちゃったよもー！！
あ、座るなら安室さんの隣にでも座ろうかな〜！
っておいおいこの席順おかしいだろ！
──
安
▒▒店員
俺コ
──
逃げ場が無い！！

｢ご注文はお決まりですか?｣

｢あ、どうぞお好きなのを頼んでください
お代は僕が持ちますので｣

『えっあ、はい…じゃ、じゃあ……ハンバーグで…』

｢僕もハンバーグで！｣

｢かしこまりましたもう少しお待ちください｣

ご飯にありつけるのは嬉しいけど
尋問が始まると思うとなぁ…
っと、もう室内だしご飯食べるなら
フードとマスクはいいか外そ

｢……｣

｢……｣

……いやなんでそんな凝視するの?
ただフードとマスクとっただけだよ?

『……あの、なにか…?』

｢あ、いいえ……
……顔を見せてくれるんですね…｣

『?はい、室内なので…?』

何で安室さん顔逸らしちゃったんだろ…?
あっ、まさか俺今ひどい顔してる!?
やべフードかぶろっかな…!?

｢……もしかしてお兄さんって
太陽の光に弱いの?｣

『えっうん、日に当たりすぎると
体調崩しちゃうんだ、よくわかったね
アルビノってやつかな?気にしたことないけど』

｢生まれつきメラニン色素が欠乏しているために
日光などに晒されると皮膚損傷を起こしたりする…
ってテレビでやってたよ！｣

『あはは…物知りだね…』

いや明らかに今声色的にも
眼鏡の光具合的にも探偵だったよね！
小学生演じる気無かったよね！

『……で、お二人さん…俺に何か
聞きたいことがあったんじゃないんですか?』

｢小鳥遊さんの方から持ちかけてくれるとは
嬉しいですね、ええ…もちろん
聞きたいことがありますよ、山ほど｣

｢もちろん答えてくれるよね?｣

『……うん、できる限りね』

ど、どうしよう…
実はトリップしてきました☆元女ですてへ！
とか言える状況じゃないよね！
どうにかして話をぼかしながら
事実を伝えていこう！