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第4話 ページ5

秋菜side


あれから紫さんを説得し、ゲームを大量に買いに行かせることに成功した


その時、色んな話も聞いた


あの人が連れていってくれるのは、私たちが珍しくない所


獣の耳が、驚かれないらしい



『楽しみだね、雪菜』

雪「そうだね、秋菜!」

紫「それじゃあ、行くわよ」




紫さんは不気味な空間の裂け目に入っていった


私たちは互いの手を握り、1歩踏み出した





視界が明るくなった


移動は完了したのだろう


何年ぶりかの外が異世界だなんて、ある意味すごいよね




雪「綺麗…」

『…ホントだね』

紫「ようこそ、幻想郷へ」



紫さんは再び説明してくれた


私たちの先祖は、ずいぶん前に幻想郷を抜け出して


今まで私たちがいた世界…外の世界で隠れていたらしい


なんでも、幻想郷の神様なんだって


どうりで、私たちには犬耳が生えているわけだ


動物の神様らしいからね




私は雪菜と繋いだ手を、パーカーのポケットにしまった


雪菜は一瞬驚いたみたいだけど、すぐに笑顔に変わった


だって、私がこうする時は


感情表現が苦手な私の癖が出ているらしいから



雪「ふふっ…秋菜、笑ってる?」

『そりゃ笑いたくもなるよ。嬉しいもん』




私は空を見上げる


紫さんが私たちを呼ぶ声が聞こえるけど


今はもう少し、こうして雪菜と幸せを噛み締めていたい






私たちが、普通に生活出来る幸せを

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月霊 響(プロフ) - ちくぜんにさん» 今さらやけど復帰できたで (2021年6月15日 21時) (レス) id: 4c42db6fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ちくぜんに(プロフ) - 月霊 響さん» お久しぶりです!この作品のお知らせを見ていただけると分かるとは思いますが、諸事情でこんなことになっております。それでも合作の件は喜んでお受けしますよ! (2019年7月23日 4時) (レス) id: 8315f66856 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - あくまで希望ですがよろしいでしょうか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
月霊 響 - お久しぶりでーす 響だよ 炙りチャーハンさん合作とか はなしてましたけどやりますか? (2019年7月19日 22時) (レス) id: 63792cbb50 (このIDを非表示/違反報告)
炙りチャーハン(プロフ) - 月霊 響さん» が、頑張ります…!もう少しお待ちを… (2018年10月7日 8時) (レス) id: e5e5849b9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:炙りチャーハン x他2人 | 作成日時:2018年2月14日 20時

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