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レ「うわぁぁ!!ちょっとキヨくんやめてよ!!」
キ「あははははっ」
レトさんが準備してくれたゲームで絶賛スマブラ中の5人です。
私は最初に負けて、4人の戦いを見守っている。
テレビの前に5人が横に並んでいる状態で、私は1番右端。
私は1人、レトさんがおつまみにと出してくれたスナック菓子をもくもくと食べテレビをぼーっと見ていた。
う「レトルトおめぇはここで終いだ!!」
うっしーがそう声を上げると「あああああっ!!」とレトさんの悲鳴が響く。
楽しそうだな〜とニコニコしていると不意に左肩に重みが…
チラッと横目に見ると、隣に座っているキヨが少しだけ私に体重を掛けていた。
私はキヨだけに聞こえる声で「重いんだけど」と話せば、一瞬だけ私を見るがすぐにテレビ画面へと視線を移した。
ま、いいや…
キヨが退く気配がないので何も気にせず私もテレビ画面へと視線を移した。
暫く長い戦いが続いた。
すると
キ「うわっくっそ!!負けた!!」
珍しくキヨが2番目に負けた。
ガ「キヨ珍しいなー」
なんて言いながらかなり嬉しそうなガッチさん。
貴「ふふっキヨドンマイ!」
少し嘲笑うかのようにキヨの方を見る。
キ「うるせぇ」
キヨも私の言葉に反応しこちらを見た。
キヨがこちらに寄りかかっていたせいか、予想以上に顔の距離が近かった。
少しだけ「ドキッ」としたのを誤魔化すようにすぐに視線を前に戻しお菓子を口に運んだ。
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作者名:彼岸 | 作成日時:2018年11月14日 22時