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Aside
チーノくんとコネシマくんが話し始めたので、私はトントンさんの元に向かった。
貴「トントンさん！チョコ貰ってください！」
tn「僕もいいんすか？」
トントンさんはチョコを受け取ると「ありがとー」と優しく微笑んだ。
すると、突然生徒会室の扉が勢いよく開いた。
驚いて振り向くと、そこには肩で息をするシャオロンくんが居た。
kn「どうしたシャオロン！」
sha「ありえへん…」
tn「何や急に」
sha「なんで…なんで…」
ゆっくりと部屋の中に入り、シャオロンくんはﾊﾞﾝｯと机を叩いた。
sha「何でロボロはチョコ貰ってて俺はチョコ０やねん！！」
kn「アーーｯハッハッハッwwシャオロン、ロボロに負けたんか！！ww」
ci「シャオさん、僕一杯チョコあるんで１個ぐらいあげましょうか？」
シャオロンくんの言葉にコネシマくんは大笑い、チーノくんは少し煽るように声をかけた。
sha「おいチーノ…やるか？おん？………すみません１つください。」
kn「あ、貰うんや」
チーノくんに頭を下げるシャオロンくん。
その様子を見ていると、肩をﾄﾝﾄﾝと小さく叩かれた。
振り向くと苦笑いを浮かべるトントンさんが小さな声で
tn「Aさん、シャオロンにもチョコ渡したって」
と呟いた。
私は小さく頷き、シャオロンくんに近付く。
貴「シャオロンくん、これ…受け取ってください」
sha「え…マジで…？Aさん…いいんすか…！」
貴「もちろん！」
そう私が言うとシャオロンくんはそっとチョコを受け取り、「ありがとう」と深く頭を下げた。
sha「もうマジでAさんのお婿になろうかな…」
貴「シャオロンくん！？」
tn「ちょ、待てぃ！！段階早すぎんか！？」
sha「え、だって俺、Aさんのご両親に挨拶しに行ったで？」
貴「ちょっと話が違います…！！」
事実とは違う話に戸惑い、シャオロンくんに視線を向ける。
ci「シャオさん、嘘はあかんで！」
sha「嘘ちゃうよ？Aさんだって婿に来て欲しいって…」
貴「じょ、冗談だって言いました！」
kn「お嬢…！！お嬢にはもっと相応しい方がおるはずや！考え直すんや！」
貴「あの、だから冗談…」
ci「コネさん、これはまずシャオさんを断罪すべきちゃうか？」
sha「お？やんのかチーノコラァ？」
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁとメンチを切る２人から少し距離を取る。
tn「Aさん、あいつら無視していいっすよ」
貴「は、はい…」
私はしばらく続いた3人のやり取りを眺めていた。
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ラビット_(プロフ) - こんにちは〜！今日久しぶりに最初から最後まで読ませて頂きました！いつ読んでもキュンキュンしちゃうぅ〜…。これからも楽しみに更新待ってます！ (2021年5月30日 8時) (
レス) id: bc77977d93 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - シルヴァさん» 好きになっていただけて嬉しい限りです！励みになります。ご指摘もありがとうございます。急いで修正致します。これからも応援よろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ラビット_さん» 気まぐれ更新になってしまい申し訳ないです。WT様も登場させてみました！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ミカさん» ゆっくり更新で申し訳ないです。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - かかしさん» はじめまして。そう言って頂けて嬉しいです。本当にありがとうございます！かかし様の綺麗なお言葉に胸が温かくなりました。これからも頑張っていきますので応援のほどよろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2020年2月4日 17時
