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sypside
syp「何騒いでるんや…？」
生徒会室に近付くにつれ聞こえてくる騒ぎ声。
特にコネシマさんの声。
またしょうもないことでわちゃわちゃしとるんやろなぁ…
先輩方の声を聞き呆れつつ、俺は生徒会室の扉を開ける。
syp「お疲れ様でーす」
tn「お、ショッピくん。おつかれ〜」
扉を開けた先では、案の定コネシマさんとシャオさん、チーノが言い合っていて、俺に気付いたトントンさんが小さく手をあげた。
貴「ショッピくん、こんにちは」
syp「あ、Aさん。どうもっす」
トントンさんの近くに居たAさんも俺に気付き、小さく会釈をした。
俺はトントンさん達の方へ向かう。
syp「これはどういう状況すか？」
tn「あーショッピくん。気にせんでええ、気にせんでええ。」
syp「そっすか」
呆れた顔をするトントンさんの言葉に何となく察しがつき、俺はコネシマさん達を気にせず仕事を始めようとした。
すると、Aさんが「ショッピくん」と俺の名前を呼ぶので、自分の机へと向かっていた歩みを止め、彼女の方へ視線を向けた。
貴「バレンタインのチョコなんだけど、ショッピくんにもあげます」
syp「お、あざっす」
Aさんから受け取ったチョコは猫柄の袋に包装されてた。
俺が猫好きなん意識してくれたんやろな
嬉しくて自然と上がる口角。
するとさっきまでわちゃわちゃとしていたシャオさんが声をあげた。
sha「待って？おいシッマ！あのショッピくんがあんな嬉しそうな顔しとる！！」
kn「ほんまや！おいおいどうしたショッピィ？お嬢からチョコ貰えてウキウキかぁ？？」
ニヤニヤと笑う先輩方に俺は小さくため息を吐く。
syp「当たり前でしょ？Aさんからのチョコは特別ですから。」
貴「と、特別…」
俺の言葉に少し頬を赤く染めるAさん。
ホンマにこういう顔してくれるから面白いんだよなw
syp「え、Aさん顔赤いっすけどどうしたんすか？あ…もしかして俺が"特別"って言ったからっすか？」
Aさんを煽るように声をかければ、彼女の顔はもっと赤くなる。
sha「こいつ悪いやつやな〜」
貴「最近のショッピくん…意地悪過ぎませんか…！！」
ニヤニヤと笑う俺を睨み付けるAさん。
そんな俺達を見て、トントンさんが「やめたれw」と声をかけた。
満足した俺は、もう一度Aさんにチョコのお礼をし、自分の机へと戻る。
それと同時にｶﾞﾁｬっと生徒会室の扉が開いた。
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ラビット_(プロフ) - こんにちは〜！今日久しぶりに最初から最後まで読ませて頂きました！いつ読んでもキュンキュンしちゃうぅ〜…。これからも楽しみに更新待ってます！ (2021年5月30日 8時) (
レス) id: bc77977d93 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - シルヴァさん» 好きになっていただけて嬉しい限りです！励みになります。ご指摘もありがとうございます。急いで修正致します。これからも応援よろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ラビット_さん» 気まぐれ更新になってしまい申し訳ないです。WT様も登場させてみました！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ミカさん» ゆっくり更新で申し訳ないです。嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - かかしさん» はじめまして。そう言って頂けて嬉しいです。本当にありがとうございます！かかし様の綺麗なお言葉に胸が温かくなりました。これからも頑張っていきますので応援のほどよろしくお願い致します。 (2021年4月7日 20時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2020年2月4日 17時
