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Aside
花「衣装合わせもバッチリ、お化粧もいい感じやし、これで本番は大丈夫やね！」
貴「お化粧って凄いね…！」
文化祭まであと少し
着々と準備が進む中、今日はメイドの衣装合わせをした。
ついでにと、花音に化粧と少し髪を弄ってもらい、いつもと違う私が鏡の前に現れた。
花「A髪巻いたらめっちゃ可愛いやん！普段も巻いたらええのに…」
貴「そ、そうかな…？」
花「そうだよ！うん…可愛い♡」
鏡越しにニコニコと私を眺める花音が見える。
髪ふわふわだ…
自分の髪に触れながら、少し角度を変えて何度も鏡を見る。
貴「別人みたい」
花「絶対エミさん喜びそうやな〜らんらんもかな…？」
貴「え？何が…？」
何故かエーミールさんとひとらんさんの名前が出て不思議に思うと花音は楽しそうに笑った。
花「ううん！何でもあらへんよ？あ、うち生徒会の仕事あるからそろそろ行くけど…Aどうする？」
貴「私もう少しだけ装飾の準備してく」
花「了解！じゃあ仕事終わったら一旦教室に寄るわ！」
「それじゃ！」と花音は手を振りながら教室を出ていった。
よし…まずは着替えよう
装飾の準備をする前にメイド服から制服に着替える。
折角だしお化粧と髪はこのままでいいか…！
着替え終わり、髪を整えるために鏡を見る。
何度見てもいつもと違う私が鏡に映り、少しだけ気分が上がる。
貴「準備するか…！」
１度体をぐっと伸ばし、作業に入る。
自分の席に座り、色紙を机の上に広げハサミで切っていく。
私しかいない教室は静かだが、かすかに文化祭の準備をする生徒の声が廊下に響いている。
その声の中にコツコツと此方に近づいている足音が聞こえてきた。
何となく気になって教室のドアの方を見る。
貴「あ…」
そこには丁度教室に入ろうとしていたゾムくんが居た。
携帯を見ていたゾムくんが顔をあげ、目が合った。
zm「あっれ〜Aさんじゃないすか〜」
私に気付いたゾムくんはニッコリと笑みを浮かべ、何故か楽しそうに歩いてきた。
zm「何してんの？」
貴「文化祭の準備」
zm「ほ〜ん」
私の返答にゾムくんは興味無さげに返事をし、私の隣の席に座る。
貴「ゾムくん教室に忘れ物でもしたの？」
zm「いや、人待ってんねん。」
貴「なるほど、あ…ゾムくんも装飾作るのやる？」
zm「え、ダルいわ」
そう言ってゾムくんはただただ私の作業を眺めるだけだった。
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彼岸(プロフ) - 龍愛さん» コメントありがとうございます！この鮭は普通の食べれる鮭のほうです…！！ (2020年3月21日 21時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
龍愛 - 続編出てるのにこちらにコメさせていただきます！あのー鮭って歴戦王さん...？ (2020年3月21日 16時) (レス) id: 91cfc48d61 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - しおりんさん» 応援ありがとうございます！励みになります！また、ご指摘ありがとうございます。今後のお話では気を付けていきたいと思います！！ (2020年2月8日 21時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - 彼岸さん» 面白かったです♪続きも頑張ってください(*＞∇＜)ﾉこの小説大好きです!!! (2020年2月8日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
しおりん - ブッチじゃなくて、ブッパですよ。関西弁でサボる。 (2020年2月8日 16時) (レス) id: 527cd6ca75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年10月12日 17時
