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emside
空が茜色に染まりはじめた頃。
私達は帰りの電車に乗っていた。
私の隣にはAさんが座っている。
今日１番の幸せな時がきている。
せっかく隣に座れたので何か会話をしたい…！
しかし、どう会話をはじめればいいのか分からずただただ静かに隣に座っている。
すると、Aさんが私に声をかけてくれた。
貴「エーミールさん今日は楽しかったですね」
em「あ、はい！凄く楽しかったですね！」
「また行きたいです」と笑顔で話す彼女にどんどん胸が高鳴っていく。
em「ぜひ！また一緒に行きましょう！」
そう力強く返事をすれば、向かいの席に座っていた大先生が笑い出した。
ut「ﾌﾞﾌｯwエミさん…ww」
em「何笑ってんだよ！」
ut「いやw幸せそうやなーってww」
「ｱﾊﾊﾊw」と笑う大先生を睨めば、トントンさんに「お前らうるさい」と怒られてしまった。
トントンさんの言葉に大先生と私は静かになる。
すると不意に肩に重味を感じた。
少し驚き、ゆっくりと横を見ると、Aさんが眠ってしまったらしく、私の肩に頭を預けていた。
そして私の体は硬直した。
これは…どうすれば…
私は視線だけを大先生に向けるが、大先生は私と目が合った途端ニンマリとした笑みを浮かべるだけだった。
な、何なんやその笑みは…！
ニヤニヤと笑った大先生が、隣に座っているゾムさんに声をかける。
そしてゾムさんは私の方を見ると、グッと親指を立て流れるように携帯を出し写真を撮った。
em「おい、何勝手に撮ってんのや」
zm「えw素敵やなってw」
em「後で送ってください」
zm「しゃーないな」
と小声でゾムさんと話しているとAさんが少し動いた。
「起こしてしまったか？」と恐る恐るAさんを見るが規則正しい寝息が聴こえているため大丈夫そうだ。
もうこれはおとなしく私も寝よう。
寝ることに決めた私は腕を組んで目を瞑った。
他のメンバーも寝ている人がほとんどなため、電車内では会話が1つもない。
線路を走る電車の音だけが耳に入ってくる。
ゆっくりと意識が遠のいていくなか、少しだけ今日1日を思い返す。
Aさんと海に来れて良かった…
肩に感じるAさんの体温。
そして私は静かに眠りについた。
本当に今日は楽しかったなぁ…。
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません！28.のknさんのかまへん！って噛まないって意味になるのでかまわへん！では？ (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…！ (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ｼﾞｰ (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！励みになります！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年8月17日 18時
