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shaside
sha「せや、連絡先交換しよ？」
貴「そうですね…！」
俺の言葉に素直に携帯を出すAさん。
お互いに携帯を見せ合い、連絡先を登録する。
sha「これでよし」
貴「それじゃあ…私そろそろ戻りますね…！」
sha「ん、あんがと」
「それでは」と去っていく彼女を見つめ、姿が見えなくなると一気に力が抜けた。
sha「俺、最低やなぁ…」
携帯の画面に写るAさんの連絡先を見て大きなため息を吐く。
花火見たいから…なんて嘘や…
ホンマはただ花音と先輩がどんな感じなのか気になっとるだけや。
吹っ切れる？アホか…そう簡単に諦められるか。
sha「くっそ…」
自分がバカらしい…
くだらん理由でAさん誘って、付き合わさせて…
sha「ごめんな…」
聞こえるはずのない言葉を呟き、ゆっくりと立ち上がる。
帰るか…
少しぐっと体を伸ばしてから、玄関に向かって歩き出す。
…………。
sha「エミさん何してんの？」
em「シャオロンさん…ズルいですよ…」
sha「見てたんかい」
廊下を歩いていたら、物陰から此方をじっと見ていたエミさんがいた。
どうやら今までのやり取りを見ていたらしい。
「ひとらんさんの次はシャオロンさんか…」とぶつぶつ話し出すエミさん。
そんなエミさんを見ていたら笑いが込み上げ、いつもの煽りスイッチが入る。
sha「いやぁw何かごめんな？ま、エミさんには女の子誘う度胸ないもんな！ww」
em「くっそ〜…！！」
ニタニタと笑いながらエミさんを煽れば、予想通りに悔しがってくれる。
やっぱりエミさんいじるのおもろいわ
あぁ…何かちょっとは気が楽やな。
腹も減ってきたし。
sha「エミさん！何か奢ってや…！！」
em「何でですか！？まぁ…いいですけど…」
「ラーメンでいいですか？」と心優しいエミさんは俺に奢ってくれるらしい。
sha「じゃあ行こか」
エミさんと２人で玄関を出ると、綺麗な夕焼け空が広がっていた。
sha「空綺麗やな」
そう１人で呟く。
em「シャオロンさん？行かないんですか？」
先を歩きはじめていたエミさんが此方を見て首を傾げる。
sha「行く行く」
少し駆け足でエミさんに近づく。
sha「たくさん食うぞ〜」
em「いや、たくさんはやめてくださいよ！？」
「お財布が…」と焦るエミさんを綺麗にスルーし校門に向かって歩いた。
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません！28.のknさんのかまへん！って噛まないって意味になるのでかまわへん！では？ (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…！ (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ｼﾞｰ (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！励みになります！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年8月17日 18時
