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ciside
時間が着々と進み、今は１年生が行う借り物競争。
いや〜やっと僕の番ですね！！
撮れ高取ったらないとな〜！！
気合い十分の僕はスタート位置に着く。
そして「ﾊﾟｧﾝ」とピストルが鳴り走り出す。
ちょっとした障害物もあったが、なんなくクリアし、お題の書かれた紙を取った。
どれどれ〜
"異性の先輩"
異性の先輩？？なんや、めっちゃ簡単やん！
もっとえげつないお題がくると思ってたわ
どれどれと周りを見渡す。
１番親しい先輩と言ったら花音さんだけど…
花音さんを探してキョロキョロするが中々見つからない。
おらへんなぁ…
仕方ない、他の先輩で我慢するかぁ
僕は先輩方が集まっている方へ走ろうとすると、他の男子生徒がAさんを連れて走っていくのが見えた。
あ、Aさんや…！
もう１人の知っている先輩を見つけたがもう借り出されてしまっていた。
しかし…
ここでAさんを諦める僕じゃないですよ！！
僕は大声で「Aさぁぁぁぁん！！」と叫び駆け寄る。
僕の声に気付いたAさんと男子生徒が驚いた顔でこちらを見る。
貴「チーノくん…？」
僕の顔を見て首を傾げるAさん
分かりますよAさん！不思議ですよね！！
僕はニッコリと笑みを浮かべ、Aさんの手を取る。
「え？」と困惑した顔をするAさんを引き寄せ、「んじゃ！Aさん行きましょうか！」と走り出す。
貴「あ、あの！！チーノくん！？」
僕の少し後ろを走るAさんが何度も僕の名前を呼ぶ。
が、それを僕は綺麗にスルーし、走り続ける。
そして無事ゴール！
ci「いや〜Aさんがいて助かりました！」
貴「チ、チーノくん…？？私ほんとは他の人に頼まれてたんだけど…」
ci「え？でもAさん一緒に来てくれたやないですか！！」
「それはチーノくんが無理やり…」と困った顔をするAさん。
なんか可愛ええな…
Aさんの顔をまじまじと見ていると後ろから頭を叩かれた。
ci「いった！？」
tn「コラァチーノ！！何してんねん！！」
ci「トントン…」
後ろを振り返るとトントンが立っていた。
ci「聞いてくれ…！僕は撮れ高のために…」
ズイッとトントンに近づく
「まぁ…撮れ高にはなったけどなぁ」と苦笑いをしたトントン。
そして僕の後ろに居たAさんに「すまんな」
と声をかけ、僕の首根っこを掴み歩きだした。
あ〜もうちょっとAさんと話したかった〜
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彼岸(プロフ) - 椿さん» 関西弁に疎いので調べながら書いているのですが、かまへんも構わない・問題ないと言う意味になると書かれていました。また、かまわへんを崩した言い方がかまへんになるらしいので御本人様も崩した言い方をしている時がありましたのでそう書かせて頂きました…！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 今更すいません！28.のknさんのかまへん！って噛まないって意味になるのでかまわへん！では？ (2020年7月19日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - hasuki-さん» あのメンバーを意識しております…！ (2019年10月9日 6時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
hasuki- - 夜遅くすみません...最後の5人見覚えがあるような(・∀・)ｼﾞｰ (2019年10月9日 0時) (レス) id: e55a71c11d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸(プロフ) - ゾウさんさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！！励みになります！ (2019年9月19日 19時) (レス) id: e03bd05852 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼岸 | 作成日時：2019年8月17日 18時
