21：いやナシでしょ ページ21
V軍団はいつもここで衣食住を共にしている。
私も偶にお邪魔することもあるが空き巣はされても、家はある。
だから普段はそこから通っている。
……のだけれど。
ヴェルヴェットにはもう見られた上に写真まで撮られた。ヴァルももう把握してるんだろう。
こっちの自尊心はズタボロだ。
ファック！！
あのテレビ野郎！
今更殺意が湧いた。遅すぎる
Tシャツ一枚でリビングに向かうと、もう二人は朝食を食べ終えようとしてるとこだった。
「お？きたわよ。最高のビッチちゃんが！」
「その言い方やめませんか……」
空いてる席に座り、もう用意されている私の分の朝食をとる。
なんだ、ボスは意外と料理上手なようだ。美味しそう。
「あのまま俺のビデオに使えるくらいはいい表情してるよなぁ？」
む、やはりもう写真が出回ってる。
まあでも、広まってるのがこの二人だけならまだ……
「Aもそんな嫌そうな顔すんじゃないよ。別にここではセッ□スの一つや二つ普通でしょ？ヴァルとVoxに至ってはしょっちゅうやってんだから」
「ああ。気持ちよかっただろ？アイツの……」
「大丈夫です……言わなくて。それにヴァル様は誰の"バナナ"でも気持ちよさそうでしょう」
「心外だなBABY」
こうやって朝食の"バナナ"を食べながらする話では無いし、先程からVoxは無言だ。
まあ、一回きりならさっぱりしてていい。
私の倫理観は死んでいた
Ah……アラスターのとこにいた時は
今のもアラスターが知ったら私のことを汚い目で見るかな。
……それでも、もういいけど
「あらヤダ。あんた今他の人のこと考えてるでしょ？何？元カレ？それともセフ……」
「だから言わなくても！良いですってば！」
危ない言葉が出る前に口を塞ぐ。
にしてもやはりヴェルヴェットには分かるのか。
「元カレ……でもないし。その、セフなんとかでもないですけど。只……ん〜元契約者のこと思い出しただけです」
言ってしまったあとで、後悔した。
今までだんまりだったVoxの目が、ギラリとこちらを射抜いた気がしたからだ。
「HAHA、今の契約主がいる前で前のやつの話をするとは、肝が据わってるじゃねえか」
「あーらら。私らは知らないかんね」
ヴェルとヴァルは早々に仕事に出かけて行った。
な、自分からしかけといて……！
「今は誰がお前の契約主か、思い知らせてやる…！」
絶望的にファックだ
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コモ(=´∀｀)W(プロフ) - すごく面白いです!更新待ってます! (4月26日 18時) (
レス) @page26 id: e059f57a83 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - glicoさん» ありがとうございます🥲︎ (3月16日 9時) (レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - あいうえおさん» ありがとうございます🥲︎V軍団本当に個性豊かで見てて飽きないですよね笑 (3月16日 9時) (レス) id: 95fb161e69 (このIDを非表示/違反報告)
glico - よき作品にあってしまった...!更新待ってます❗ (3月15日 21時) (レス) id: 2397b8754e (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 甘い声で話すVox...解像度高くてニヤニヤしちゃいます笑ハズビンホテル特にV軍団が大好きなのでこういう小説助かります☺️更新頑張ってください！ (3月2日 21時) (レス) @page23 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うらら | 作成日時：2024年2月15日 18時
