【ハイキュー!!】モテる女子だからヒロインって訳じゃない

宛名不明 ページ22

あの後、教室に戻ろうと思って



立ち上がった時に



宛先人不明のメールが来た。



”放課後、屋上に来てください。”




『誰......？』









今は放課後、屋上に向かっている。




『また可愛い子からの告白かな〜』



前もこんなことあったな...










どびらを開けたそこには




黒髪で眠そうな顔した1年生が居た。




男。うん、男!?





？｢あっ、プリンス。｣


『えっ、君が呼んだの？』


？｢あっはい。俺、バレー部のものです。｣


『あー.....国見くんだよね？』


国｢岩泉さん繋がりですか？｣


『名前知ってるのは？...まぁ、そーだね。』







国｢さっそくですが、俺が呼び出したのは先輩に聞きたいことがあったからです。｣


『そう。で、どーしたの？』







国｢美晴先輩にこき使われてますよね？｣


『は？』


国｢俺、ちょくちょく先輩が
仕事してるの見えてたんで。｣


『なのに言わないんだね。誰にも。』


国｢泣かれるの目に見えてるんで。｣


『確かにね。で、なんでわざわざ言ったの？』


国｢協力するためです。｣


『マジで言ってる......？』


国｢はい。あの人の下手くそな演技の対応にも疲れたし、引っかかってる皆さんがバカバカしく思えてきちゃうので。｣


『ズバット言うね〜wいいよー面白い！』


国｢それに、面白そうです。｣


『おっ！解ってる〜♪それじゃーお願いしよっかな！』


国｢ありがとうございます。｣


『いえいえー！じゃーさこのグループ入ってくんない？協力してくれるメンバー集めとくから！』


国｢分かりました。｣


『よしっ！あと、私のこと名前呼びお願いね〜私も英って呼ぶね〜』


国｢そのつもりだったので、大丈夫ですよ。｣


『おっおう.....』


国｢それではまた。A先輩。｣



『じゃーね！』


国｢あっ、今日から一緒に帰れますか？｣


『ん......？』


国｢ちなみに白鳥沢の方には了承得たので。｣






『それ、もはや強制じゃない？』


国｢そうですね。｣



『でも、これでヒロインの歪んだ顔が見られるかも.......((ニヤリ』


国｢ではまた後で。｣









仲間が増えた

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