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晶哉くんのお母さんと沢山お話もできておもてなしもして貰えて
久々に家族で過ごす温かみを感じられた気がした
晶哉くんのお部屋に布団を敷いてくれてお風呂に入っている晶哉くんを待っていた
ﾌﾟﾙﾙﾙ
｢もしもし？流星どうした？｣
大西｢A今家にいる？｣
｢ごめんね 今出先やからいないの｣
大西｢そっか｣
｢なんかあったん？｣
大西｢大した用やないからいいや｣
｢ん、そう？｣
大西｢じゃあ切るね おやすみ｣
｢何かあったら言ってね おやすみ｣
ちょうど電話を切ると晶哉くんが部屋に入ってきた
佐野｢電話？｣
｢そう流星から 大した用やないからいいやって｣
佐野｢ふーん｣
｢晶哉くん 髪乾かしてないやん 風邪ひくで｣
佐野｢乾かしてくれるん？｣
｢ふふっ ええよ｣
佐野｢そういえばホテルで同室になったことないよね｣
｢そうやな いつも誠也くんかリチャくんやし｣
佐野｢今度泊まる時は同じ部屋にしようや｣
｢うん 私がいるとこはいつも3人部屋やからあと一人誰かいると思うけど｣
佐野｢やったー！｣
｢今日晶哉くんなんか犬みたい しっぽが見える｣
佐野｢そう？｣
｢うん でも大型犬やね｣
佐野｢写真撮ってブログ載せてもええ？｣
｢いいよ 撮ろ｣
佐野｢やっぱAちゃんすっぴんでも可愛いね｣
｢そんなこと言われたら恥ずかしいやん｣
ｶｼｬ
｢うわ 今撮ったやろ｣
佐野｢これは誰にも見せへんから｣
今日の晶哉くんは妙に私をドキドキさせてくる
無意識なのかそれとも2人っきりの雰囲気なのか
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作者名：もる | 作成日時：2020年5月21日 21時
