佐野家訪問 ページ11
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今日は誠也くんリチャくん以外の4人と一緒に
青木さん家の奥さんを見に行くことになった
そしてその帰り晶哉くん以外の3人は用があるらしく今は晶哉くんと2人きり
佐野｢Aちゃん今日空いてる？｣
｢うん 空いてるよ｣
佐野｢じゃあさ今から家来ない？ この前泊まらせてくれたお礼に今度は家にどうかなって思って｣
｢晶哉くんのお母さん迷惑じゃない？｣
佐野｢全然 逆にAちゃんに会いたいって｣
｢そうなの？！ じゃあお言葉に甘えてお邪魔しようかな｣
電車に乗って梅田から晶哉くんのお家に向かうことになった
大学に進学が決まった晶哉くん
私も来年かなんてことを考えながら電車に揺られた
｢私メンバーの家にお邪魔するの初めてだ｣
佐野｢じゃあ僕が一番やね ただいま〜｣
｢お邪魔します｣
母｢おかえり いらっしゃいAちゃん｣
｢すみません 手ぶらで｣
母｢ぜんぜんいいのよ 上がって上がって 夕食の準備できてるから｣
｢ありがとうございます｣
佐野｢スリッパどうぞ｣
｢ありがとう わぁ美味しそう〜！｣
母｢Aちゃん料理がお上手みたいだからお口に合えばいいんやけど｣
｢全然そんなことないですよ 嗜み程度なので｣
佐野｢この前作ってくれたのめっちゃ美味しかったよ｣
｢嬉しい 凄い美味しいです 晶哉くん毎日こんな美味しいご飯食べれて羨ましいわ｣
母｢喜んでもらえて嬉しいわ 晶哉 迷惑かけてない？｣
｢ぜんぜんですよ！むしろ私がお世話になってます｣
母｢ならいいんやけど 大変やろ？女の子ひとりで凄いね｣
｢みんなに支えてもらってます｣
母｢晶哉じゃ頼りないかもしれへんけど 晶哉もAちゃんのこと守ってあげるのよ｣
佐野｢もちろん 大事なメンバーやし先輩だけどやっぱ年下やし｣
｢ありがとう｣
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作者名：もる | 作成日時：2020年5月21日 21時
